出版社内容情報
大和ハウス工業の創業者・石橋信夫が遺した金言を「中興の祖」と呼ばれる樋口武男が厳選し、込められた不変の真理と経営哲学を解説。
内容説明
仕事と人生が躍動する50の金言。大和ハウス工業の礎を築いた石橋信夫の薫陶を受けた継承者がその教えを解説。
目次
序 過去から未来へ―「創業の人」の心をつなぐ
第1部 積極精神に生きる―創業者精神とともに未来
第2部 矛盾を力に―企業成長の源泉がここにある
第3部 人間への愛情―喜びはみんなで分かち合う
第4部 企業の闘い―現場で挑戦し続ける
第5部 夢とは志―明日は今日の延長線上にあるのではない
著者等紹介
樋口武男[ヒグチタケオ]
1938年、兵庫県生まれ。1961年、関西学院大学法学部卒業後、鉄鋼商社に勤務。1963年、大和ハウス工業入社。山口支店長、福岡支店長などを経て、1984年に取締役、1991年に専務取締役。1993年、経営不振に陥っていたグループ会社の大和団地代表取締役社長に就任し、再建を果たす。2001年、合併により大和ハウス工業代表取締役社長に就任。2004年、代表取締役会長兼CEO。2020年、最高顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古谷任三郎
5
今年は、大和ハウス工業株式会社の創業者・石橋信夫の生誕百周年である。石橋と共に仕事をしてきた筆者である樋口武男が仕事や人生に関して熱く語っている。変化に何が必要かに関して、いつも工夫を凝らし、仕事を創りだす向上心である「創意」、目の前にある問題に向き合う誠実さである「誠意」、決断から逃げない熱い思いと意志の強さである「熱意」が欠かせないと説く。創意と誠意と熱意の3つと、石橋と樋口の強い「師弟関係」が大和ハウスを大企業へと導いた。新社会人にもオススメしたい一冊である。2021/04/13
Yuta
4
大和ハウスを大きく成長させた二代目の雇われ社長。ザ・王道の仕事道。積極的に前へ出る姿勢、人、地域、歴史を知り、相手のことを考えた仕事をする、志を持つ。心に残ったのは、「自らの仕事に誇りをもて、と言いたいのである。 そのうえで、言うべきは言う姿勢を貫くことで、 対等な関係がつくられていく。」という部分。2021/04/03
アイマール
1
・凡事徹底。当たり前のことを着実に実行する ・誠意を他人だけではなく、自分にも示すべき ・人脈づくりが基本。相手が何に関心があるのか? ・春は必ず再びやってくる ・自然の流れに沿った決断 ・運を掴むため、運のいい人と付き合う ・自ら活動して,他者を動かす。清濁合わせ飲む ・上司を上手く使う。上司には包容力が必要 ・仕事はみんなですること ・人を創る。人間を成長させる ・神経を研ぎ澄まして、懸命に頭を働かせ続ける ・じっと我慢する時もある ・夢を持て。夢とは志である2023/11/28
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