出版社内容情報
コロナ禍で多くの規制が消えた。今後、縛りなき社会でDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速、経済強化する構想を提言!
内容説明
日本の経済・企業が、アメリカ・中国と互角に闘うための6つの提言。パンデミックで露呈した弱点・矛盾は、“新たな歴史”へのヒントの宝庫!
目次
第1章 四つの論点と四つの矛盾
第2章 パンデミックで歴史は変わった
第3章 経済政策はもっと打つ手がある
第4章 デジタル資本主義を加速せよ
第5章 ポストコロナ・四つの改革プラン
第6章 「ポストコロナ構想会議」の六つのテーマ
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
東洋大学教授、慶應義塾名誉大学教授。1951年、和歌山県生まれ。73年、一橋大学経済学部卒。2001年、経済財政政策担当大臣に就任。以後、金融担当大臣、総務大臣などを歴任する。安倍政権の「未来投資会議」「国家戦略特区諮問会議」民間議員。世界経済フォーラム(ダボス会議)理事。博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まゆまゆ
14
コロナ禍を期に世界中でデジタルシフトが進むことが確実な情勢の中で、日本もそれにならって強力にデジタル化を進めていく必要があると説く内容。医療や教育、選挙などこれまで既得権者の反対によって進まなかったデジタル化を前進させるチャンスである。その中でもやたらとスーパーシティを推しているのが若干気になるが、春先のコロナ政策の検証とポストコロナ構想は確かに必要になると思う。2020/12/17
kentake
3
小泉内閣で経済財政政策担当大臣を務めた竹中平蔵氏が、ポストコロナ社会に向けた改革プランについて持論をまとめた本。新型コロナウイルスの感染拡大後に露見した日本社会の弱点を克服するためデジタル化の推進が強く提言されている。また、来るべきデジタル資本主義の世界では格差の拡大が懸念されることから、ベーシックインカムを導入した社会保険制度の再構築も提言されている。 新型コロナウイルスという未曾有の危機を契機に社会全体の変革が必要な点は理解できるが、全てが上手く進むかどうかは疑問に感じる。2020/11/16
Go Extreme
1
社会勢力:旧ノーマルヘの回帰 体制移行・トランジション)は、急進的に必要があるのです 日本企業:労働時間に対して賃金 成果を出せ:明確な評価基準なし 時間は関係ない 教職員団体・遠隔医療:競争原理が働くのを嫌がる ペスト:労働力不足→比較優位 教会の権威の失墜→ルネサンス ミンスキーモーメント デジタル資本主義 再教育制度 過剰適応 テールリスク アジャイル:よくわからなくても、とにかくやってみる 5Gの時代:人からすべてのモノへ デジタル化:利便性・多様性 悪魔の証明 バルコニーに駆け上がれ 2020/09/01
Kichitaro Horikoshi
1
14世期半ばにイタリアで起こったペストが、ルネサンスを生んだ!2020/08/06
ゆかり
0
デジタル資本主義 ネット投票だ変わる、シルバーデモクラシー 配車アプリで感染拡大を抑えたシンガポール2023/07/04