出版社内容情報
中小優良企業20社が危機から立ち直った、生産性を高める働き方、M&A戦略、事務効率化のITシステム作り等をノウハウ化した書。
内容説明
社員の「心の生産性」を高め、ムリなく価値を創るビジネスモデルとは。DX(デジタルトランスフォーメーション)、マーケティング、採用・人財育成、新規事業開発、M&A、財務戦略に関わる最新スキルを紹介。
目次
1章 ポストコロナで中小企業の価値が高まる―人を大切にする会社のチャンスが拡大
2章 いかに優秀な人材を採用し、大切に伸ばすか
3章 ポストコロナ時代を味方にするDXとマーケティング
4章 商品・サービス創りとビジネスモデル再構築
5章 地域資源を承継するM&Aと信頼による金融機能創造
エピローグ 「社会課題」の解決を担うのが中小企業
著者等紹介
坂本光司[サカモトコウジ]
1947年静岡県生まれ。法政大学経営学部卒。人を大切にする経営学会会長、人を大切にする経営研究所所長。「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」審査委員長、千葉商科大学大学院商学研究科中小企業人本経営(EMBA)プログラム長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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警蓮社峻譽身阿
8
中小企業があるべき姿を具体的事例を踏まえて訴えてくる。高度経済成長下で大手資本では叶えられない過酷な条件での生産や消耗は全て中小企業が受け皿となって吸収してきた。しかし国内人口が減少しGDPが縮小していく多様な価値観が顕在化する時代にあっては、むしろ中小企業が小回りの効く有効な企業活動に集中できるのではないか。99%が求めることは大企業にやってもらって、満たされていない1%を相手にするのが中小企業だ。それには限られた人財の中で一致団結しなければならない。そのためにも社員を大事にしなければならない。2021/11/28
流石 楓@株ジャンキー
1
実際に人を大切にする経営を実践するのは非常に難しいと思うが、自分はそれを実現したいと思うし、どうせ働くならそういう会社が良いと思った。今の会社はどうだろうか…2020/10/26