出版社内容情報
コロナショック後、日本はどうなるのか?そして、あなたのお金と生活は?
コロナショックの影響はいつまで続くのか……。正直、先は読めないが、著者によれば「どう転んでも日本の危機は逃れられない」という。その理由は、日本政府及び日銀の「世界一のメタボぶり」。コロナ危機後、経済危機が長引けばもちろん、仮に短期で終息したとしても、また別の問題が発生するという。
では、不可避の危機に対して、我々個人はどうすればいいのか。本書では、通貨、株、国債、金、不動産などについて、「今買うべきもの」と「買ってはいけないもの」を一つひとつ分析。さらに、「コロナ後の働き方」へも言及。そして最後には「未来編」として、コロナ後の日本と世界を大予測する。
国内外を知り尽くす金融のプロであり、政治家として日本の問題点にも鋭く切り込んで来た著者だからこそ書ける一冊。コロナ禍を受け緊急発刊!
内容説明
コロナショックにより、ハイパーインフレへのカウントダウンが始まった。これから訪れる厳しい時代を乗り切るため、今、すべきこととは何か。本書はこれから訪れる「日本の危機の本質」を説くとともに、自分のお金と生活・仕事を守るための具体的な方法を伝授する。今、買うべき金融商品・買ってはいけない金融商品は何か。今後必要になる能力は何か。あらゆる疑問に答える。
目次
序章 コロナショックで日本が「一人負け」になる、その理由
第1章 現状分析編―ハイパーインフレへ一直線にひた走る日本(「本当に日本は危機的状況なのか?」を改めて検証する―政府の「真の狙い」に気をつけろ;「異次元の量的緩和」の異様な異次元さ―今の日本は「ブレーキの利かないバス」 ほか)
第2章 資産防衛編―コロナショック&ハイパーインフレ時代を生き抜く「お金の守り方」(何はともあれ「ドルを買え」―Xデーに備えた資産防衛術;私が「ユーロだけはお勧めできない」その理由―為替が持つ重要な役割とは? ほか)
第3章 能力編―どんな危機にも負けない「稼げる自分」の作り方(ハイパーインフレ後、あなたの仕事はこう変わる―いやおうなしに「世界」がやってくる;「エネルギー」の集まる場所に身を置け―アメリカの強さは「人」にあり ほか)
第4章 未来編―100年に一度の危機後に訪れる「日本経済・大復活のシナリオ」(私が「日本は大復活する」と言い切る理由―市場原理が今こそ力を発揮する;コロナ後・インフレ後に「伸びる産業」とは?―意外な業種にチャンスあり! ほか)
著者等紹介
藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年、東京生まれ。一橋大学商学部を卒業後、三井信託銀行に入行。80年、行費留学にてMBAを取得(米ノースウエスタン大学大学院・ケロッグスクール)。帰国後、三井信託銀行ロンドン支店勤務を経て、85年、米モルガン銀行(現・JPモルガン・チェース銀行)に入行。東京屈指のディーラーとしての実績を買われ、当時としては東京市場唯一の外銀日本人支店長兼在日代表に抜擢される。同行会長からは「伝説のディーラー」と称された。2000年、モルガン銀行を退行後、世界的投資家ジョージ・ソロス氏のアドバイザーなどを務めた。1999年より2012年まで一橋大学経済学部で、02年より09年まで早稲田大学大学院商学研究科で非常勤講師を務める。13年から19年までは参議院議員を務めた。日本金融学会所属。現在(株)フジマキ・ジャパン代表取締役。東洋学園大学理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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