出版社内容情報
いま、日本では「ひとり暮らし世帯」が急増中。2025年には全世帯の約4割、実に2000万世帯が「ひとり暮らし=おひとりさま」になるとみられている。
未婚、結婚したが離別・死別したなど、ひとりで暮らす理由はさまざまだが、中には身近に頼れる相手がいない人も多い。そうした人たちの不安の一つに「万が一、自分がこのまま死んだらどうなる?」というものがある。実際、人生最期の瞬間を、だれにも発見されずに「孤独死」で迎える人も増えている。
本書は、「孤独死して、離れて暮らす家族や親せき、まわりの人に迷惑をかけはしないか」「ひとり暮らしで認知症になったりしたら、お金の管理や身の回りのことを、どうすればいいのか」といった不安にこたえる一冊だ。
内容は、葬儀・お墓や生前整理のことから、「高齢者向け住宅」「見守りサービス」の情報、そして知っておくと役に立つ「任意後見制度」「死後事務委任契約」といった社会制度までをやさしく解説。元気なうちにやっておくべき手続きを集約した終活ガイドである。
内容説明
もしかしたら自分、孤独死するかも…大丈夫!誰にも迷惑をかけず、後悔もしない「自分の後始末」の方法、お教えします。
目次
1章 「葬儀・埋葬」で迷惑をかけないために(もし私が一人で死んだら誰が遺体を引き取るの?;派手な葬儀はいらないけどせめて読経はしてほしい! ほか)
2章 「遺産・遺品」で迷惑をかけないために(付き合いのなかった親戚から遺産分割を求められるかも;別居しているDV夫を私の相続人にしたくない ほか)
3章 「死の瞬間」に迷惑をかけないために(残りの時間をどう過ごすか。終末期医療を知らないと損?;緩和ケアを希望したのにまさかの延命治療になるかも ほか)
4章 「晩年の生活」で迷惑をかけないために(将来の悩みを相談できる気の置けない友人がいない!;もし、転倒して骨折して寝たきりになったら…? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりこ
蒼1228
ひつじ
mocamoca
かんな
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- 和書
- 超訳資本論 彩図社文庫