PHP新書 世界の知性シリーズ<br> 大分断―教育がもたらす新たな階級化社会

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PHP新書 世界の知性シリーズ
大分断―教育がもたらす新たな階級化社会

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  • サイズ 新書判/ページ数 195p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569846842
  • NDC分類 304
  • Cコード C0210

出版社内容情報

【欧州最大の知性が日本読者のために語り下ろした待望の最新刊】
これまで、ソ連崩壊からトランプ大統領の誕生まで数多くの「予言」を的中させてきたエマニュエル・トッド。
著者は本書で「現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった」と断言する。
かつては平等の象徴であった教育だが、今や高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、民主主義の機能不全とポピュリズムを生んでいる。
本書では、教育格差を軸として、先進各国で起きている分断の本質を家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素を鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。
日本の未来、そして変質する世界の行方は。
欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。

※本書は累計46万部突破「世界の知性」シリーズ中の1作です。


◆目次より抜粋◆

【第1章 教育が格差をもたらした】
・教育が社会を階級化し、分断を進めている
・マルクスの階級社会の再来か
・混迷するエリート層
ほか

【第2章 「能力主義」という矛盾】
・識字率の上昇がもたらした歴史のうねり
・世界的に学力が低下している?
・能力主義が階級の再生産をもたらす
ほか

【第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊】
・「集団エリート」という新たな現象
・社会的分断と家族構造は関係している
・日本型民主主義は教育格差を広げない
ほか

【第4章 日本の課題と教育格差】
・日本における「能力主義」
・なぜ日本ではポピュリズムが力を持たないか
・グローバル化は日本を縮小させる
ほか

【第5章 グローバリゼーションの未来】
・教育の階層化と自由貿易の関係
・疲弊した大衆は保護主義を支持した
・グローバリゼーションは終わるが”世界化“は終わらない
ほか

【第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ】
・ブレグジットの未来、欧州崩壊の予兆
・ドイツが築き上げた「ドイツ帝国」という経済システム
・フランス社会の階級化がもたらした反移民・テロ問題
ほか

【第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界】
・文化的ゲットーの出現
・自由貿易の弊害がアメリカ人の気質を変えた
・パンデミックが露わにした民主主義の危機
ほか

内容説明

現代における教育はもはや、社会的階級を再生産し、格差を拡大させるものになってしまった。高等教育の階層化がエリートと大衆の分断・対立を招き、ポピュリズムを生んでいる―これまで、ソ連崩壊、トランプ大統領の誕生など数多くの「予言」を的中させてきた著者は、こう断言する。民主主義が危機に瀕する先進各国で起きている分断の本質を、家族構造が能力主義・民主主義に及ぼす影響や地政学的要素を鑑みながら、鮮やかに読み解いていく。日本の未来、そして変質する世界の行方は。欧州最大の知性が日本の読者のために語り下ろした、これからの世界情勢を知るために必読の1冊。

目次

第1章 教育が格差をもたらした
第2章 「能力主義」という矛盾
第3章 教育の階層化と民主主義の崩壊
第4章 日本の課題と教育格差
第5章 グローバリゼーションの未来
第6章 ポスト民主主義に突入したヨーロッパ
第7章 アメリカ社会の変質と冷戦後の世界

著者等紹介

トッド,エマニュエル[トッド,エマニュエル] [Todd,Emmanuel]
1951年フランス生まれ。歴史家、文化人類学者、人口学者。ソルボンヌ大学で学んだのち、ケンブリッジ大学で博士号を取得。各国の家族制度や識字率、出生率、死亡率などに基づき現代政治や社会を分析し、ソ連崩壊、米国の金融危機、アラブの春、トランプ大統領誕生、英国EU離脱などを予言

大野舞[オオノマイ]
フランスのバカロレア(高校卒業国家資格)を取得後、慶應義塾大学総合政策学部入学。パリ政治学院への留学を経て同学部を卒業。一橋大学大学院社会学研究科を修了。日本の大手IT企業に勤めたのち、渡仏。パリの出版社でライセンスコーディネーターや通訳の仕事に携わる。その後、日仏のスタートアップ関連の仕事を経て、独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

104
トッド氏著書2冊目。トッド氏は、教育格差のみを論ずる事は当然なく、資本主義・各国の世情・少子化問題・歴史等々実に様々な面から論じていくのは変わらず。その知見は僕には知らぬ事多く、非常に勉強となる。資本主義の末期的症状の世界渦中における我が国の少子化。コロナ禍において更に進んでいるというが、それらを含め、グローバル的に先進諸国は今、どこももたついているとトッド氏は断ずる。酷過ぎる状態となるのを避ける事が今すべき事だと。我々は現実を直視し、来るべき近い未来に対応する事を否が応にもしなくてはならないのである。2022/03/21

どんぐり

82
フランスの歴史人口学者で、人口動態を軸として人類史を捉え、ソ連の崩壊、英国のEU離脱や米国におけるトランプ政権の誕生などを予言した著者。最近ではウクライナの戦争から『第三次世界大戦はもう始まっている』という本まで出している。日本で何かと贔屓にされる学者で、論壇にその名を見ることが多い。本書はインタビュー集(最近この類の本が多い)で、各国の社会的分断と家族構造の関係、教育の階層化が生む分断と民主主義の機能不全、エスタブリッシュメントと大衆、グローバリゼーションと世界化、トランプ現象とポピュリズム、→2022/12/10

trazom

81
「人々が口にすることと全く反対の内容が、しばしば真実である」と言うトッドさんは、いつも刺激的である。教育の発展が道徳的枠組みを崩壊し、社会の分断を促進して民主主義を機能不全にしていることを示す。後半はトッドさんの独壇場:「日本は核武装すべき」「日本は移民を受け入れるべき」「マクロンは民主主義を壊す」「EUの理想は終わっている」「ヨーロッパはドイツに主導権を握られた」「保護主義は本質的に民主主義的」「トランプ支持には経済的な合理性がある」など。本書はインタビューを収録したもので、論理が極めて雑なのが残念。2020/10/24

ムーミン

48
先日市長さんと教育談義をする機会があった折に、この本の内容のことが話題提供され、興味を持って読んでみました。もともとが教育に起因している「集団エリート対大衆」の構図は、日本の実態とは異なるものの、偏った学力重視が限界を迎えている今の日本の教育について考えるうえでは、参考になると思いました。もう少しトッドさんの考えに触れてみようと思います。2021/06/05

きいち

32
もどかしい…。◇教育による格差・階級の再生産は他の専門家たちも書いてきていることだが、著者が何を見てどこからこの分断を語っているのかがわからない(「愚かなエリート」の断言とか)。碩学で、その認識もとに何度も正確に世の中の動きの予測を当ててきている人だ、素人の放談じゃないんだと自らに言い聞かせて読む。自由主義と自由貿易は異なるし民主主義も別の物、混ぜて語りがちなエリートを愚かと言い放つのはおもしろいのだが。◇日本に対しては妙に楽観的。その代償が少子化…うーむ、ここの論理だてもあまり語られなくて消化不良…2020/08/13

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