出版社内容情報
もしかしたら読解力がないのかも…?
こんな不安は本書が解決します。
文献学を研究する著者は、古今東西、日本語、英語、フランス語、中国語などさまざまな言語で書かれた数十万冊もの書籍を読み解いてきた、まさに「読解のスペシャリスト」。
そもそも「読解力」とはなんでしょう?
著者は、「読解力」とは「読む力」「書く力」「考える力」「伝える力」の総合力だといいます。
なんだか難しそうだと感じた人も安心してください。
本書では、著者自身の豊富な経験のなかから、中学生のうちに知っておきたかったと思える、基本的な考え方や、現在も役に立っている習慣だけを厳選してコンパクトにまとめました。
同じ文章を読んで、より多くのことを学び、また発想することができる人と、そうでない人の違いはどこにあるのか?
本書を読めばその秘密がわかります。
一生ものの読解力を10代のうちに身につけよう!
もちろん、大人のあなたにもすぐに役立つ内容が満載。
内容説明
同じものを読んでいるのにどうしてこんなに差がつくの?「読む力」「書く力」「考える力」「伝える力」一生使える力が身につく!
目次
第1章 「読む力」を磨く(そもそも日本語って難しい;シンプルな文章でも読み解くのは難しい;「わかったつもり」が思考を停止させる;読む力を高める5つのポイント)
第2章 「書く力」を鍛える(「書く」ことで初めてアタマが整理される;批評にチャレンジする;読書ノートをつくろう)
第3章 「考える力」を高める(「考える」がないと意味がない;時には言葉どおりに受け取らない;完全にオリジナルなものなんて存在しない?)
第4章 「伝える力」をのばす(正しく「伝える」のは意外に難しい;議論をしてみよう)
第5章 すぐにはわからないことで世の中は満ちている(人生で何度も読み返したくなる本を見つけよう;日本の文化を理解しよう;悩みは人を育てる(言葉は心の原動力))
著者等紹介
山口謠司[ヤマグチヨウジ]
1963年、長崎県生まれ。大東文化大学文学部教授。博士(中国学)。大東文化大学大学院、フランス国立社会科学高等研究院大学院に学ぶ。英国ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て現職。専門は文献学。『日本語を作った男 上田万年とその時代』(集英社インターナショナル)で第29回和辻哲郎文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのさー
かずぼん
貧家ピー
pota
あやほ