完本・哲学への回帰―人類の新しい文明観を求めて

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完本・哲学への回帰―人類の新しい文明観を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569846606
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

地球環境問題、テロや地域紛争、反社会的な事件、経済危機、企業破綻……。東西冷戦が終わり、「希望の二一世紀」を迎えるはずだった世界と日本は、期待に反して、いくつもの大きなトラブルに見舞われました。

そのような状況において、地球全体、あるいは国家として企業としてどう対処すべきか。また一人ひとりの考え方や行動をどのように変化させ、問題解決を図っていくか。人類の叡智が問われるようになります。

そこで1990年代半ばから2000年代にかけて、日本を代表する経営者である京セラ名誉会長の稲盛和夫氏と、当代随一の知識人である哲学者の梅原猛氏(2019年1月逝去)に、現代文明の在り方について、継続的に対論を行って頂きました。そこから問題解決へのヒントを、深くわかりやすく、日本人に提案して参りました。

本書は、お二人の叡智の結晶である3冊の対論書籍、『哲学への回帰』(1995年9月発刊)、『新しい哲学を語る』(2003年1月発刊)、『人類を救う哲学』(2009年1月発刊)を集大成したものです。各書籍は発刊後、それぞれの時代、社会にインパクトを与え、多くの読者の支持を得た名著になります。

ただ残念ながら、3冊の書籍で訴えてきた「地球環境問題の解決」「倫理観の高い資本主義の創造」「〝働く意義〟の再構築」「一神教的世界観から多神教的世界観への転換」「日本人の道徳心の復興」などの諸問題は、いまだ解決に至っておりません。

そしていまこの時においても、人類社会には地球規模での大きな変化が日々発生し、解決すべき問題が山積して、われわれのもとに押し寄せてきています。

そこであらためて、迷走する現代社会に対して、はっきりとした道筋を提示することが重要であろうと考え、『完本・哲学への回帰』の発刊を進めました。〝希望と幸福に満ちた〟世界、日本の再構築に向け、読者の皆様には、ぜひ再びお二人の叡智からヒントを得て頂ければ幸いです。

内容説明

地球環境問題―進歩から循環の思想へ。正しい倫理観に基づく資本主義。“働く意義”の再構築。日本人の道徳心の復興…歴史を洞察し、世界と日本の課題を解決。

目次

第1部 哲学への回帰(混迷の中でわれわれは何をなすべきか;資本主義の倫理と独立自尊の精神;共生の哲学と循環の思想;心の教育を目指して;「行き詰まりの時代」を開く方法―梅原猛)
第2部 人類を救う哲学(文明の崩壊が始まった;アメリカ文明は正しいのか;「進歩」から「循環」の思想へ;世界連邦政府を樹立せよ)
第3部 新しい哲学を語る(道徳の復興こそ急務;働く意義と「利他」の精神;宗教を見つめ直すとき;宗教と人類の未来;哲学をベースとする社会を)

著者等紹介

稲盛和夫[イナモリカズオ]
1932年、鹿児島県鹿児島市生まれ。鹿児島大学卒。1959年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、名誉会長を務める。1984年、第二電電(現KDDI)を設立、会長に就任(現最高顧問)。2010年、日本航空再建のため、会長に就任(現名誉顧問)

梅原猛[ウメハラタケシ]
1925年、宮城県仙台市生まれ。2019年逝去。京都大学卒。哲学者。京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター初代所長などを務める。1999年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじこ

2
江戸時代に戻ることはできませんが、現実問題として今後も成長し続けていくというのは無理があると思います。2022/06/13

Hiroki Nishizumi

2
良書だった。特にパイオニアの条件、太陽神信仰を忘れたユダヤ人とギリシア人、儒教はお米屋さんなどは心に残った。その一方で世界連邦政府案は素敵に頷けなかった。何にしても考えさせられた。2020/12/01

dai267712

2
「欲望の奴隷」今の社会はこの言葉に集約されてる気がします。私と見解が違う話題も多くありましたけど参考になる一冊でした。2020/04/07

けんし

0
宗教と道徳への回帰。色あせることのない啓示2025/01/13

Tomomi

0
このお二人は20年も前にはとっくに分かってたんだなあ。最初に稲盛さんが「日本人は何故豊かさを実感できないのか」話していて25年もたつのに相変わらずの日本。2021/02/12

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