- ホーム
- > 和書
- > ビジネス
- > 仕事の技術
- > リーダーシップ・コーチング
出版社内容情報
「部下が”雑な気持ち”を起こさないために」「固定観念は悪、先入観は罪」……印象深いエピソードとともに指導者の要諦を説く。
内容説明
「戦略・戦術の実行」「データの活用」だけでは強いチームはつくれない。忘れ難いエピソードで、名将の思想の神髄を知る。
目次
第1章 リーダーの心得と思想(人間は何のために生きているかを考えよ;指導者の「5条件」と「5タイプ」;「信用」はしても「信頼」はしない ほか)
第2章 人を育て、人を活かす(「失敗」と書いて「せいちょう」と読む;固定観念は悪、先入観は罪;無視、賞賛、非難 ほか)
第3章 組織と戦略(監督の仕事とは、「見つける」「生かす」「育てる」だ;適材適所は能力に勝る;「戦略」と「戦術」を混同するな ほか)
著者等紹介
野村克也[ノムラカツヤ]
1935年、京都府生まれ。峰山高校を卒業後、54年にテスト生として南海ホークスに入団。65年に戦後初の三冠王に輝くなど、球界を代表する捕手として活躍。70年より選手兼監督に。ロッテ、西武と移り、80年のシーズンを最後に引退。通算657本塁打は歴代2位。90年よりヤクルト監督。弱小球団を3度の日本一に導いた。阪神監督、社会人野球・シダックス監督、楽天監督を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
読書素人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しげ
68
野村克也さんが亡くなられた後の出版、妻沙知代さんと共に話題の尽きない2人だった事を思い出させます。リーダー論としても読めますが昭和〜平成の球界裏話としても楽しく読めました。気が付けば地上波(ゴールデンタイム)での野球中継も無くなり時の流れを感じます。久しぶりのノムさん良かったです。2023/04/06
Book Lover Mr.Garakuta
17
野村さんの本は何冊か読んだことはあるが、この本は、人生読本になるかも、処分せずに、困ったときに読んで、人生の励みしたい。愛蔵書にしたい一冊だ。2020/04/16
ぶるーめん
6
追悼、野村克也監督。本書はリーダーとしての心構え、人材育成、組織と戦略について、数ページごとの小項目で、それぞれ違った選手とのエピソードも交えリーダー論を語っていくスタイル。リーダー論は勿論氏の経験に裏打ちされたものであり(氏の他の本で読んだことのある話も多いが)、とても勉強になるが、それよりも超一流からバイプレーヤーまで、選手監督時代を通じたストーリーが面白い。氏のリーダー論を読んだことのない野球好きの方には本当におすすめ。2020/02/18
Remi
5
「組織はリーダーの力量以上には伸びない 私は繰り返しそう語り、自らもその覚悟をもってチームの指揮を揮ってきた」という書き出しを読んで既に緊張した。本の中でもすごい迫力だ。こんなリーダーに自分もなりたい…そう思いながら読み始めたのだが、やはり野村監督はカリスマだ。真似しようとしても足元にも及ばない。野村監督は私にどんな指導をしてくれるのだろうか。とても知りたい。2020/06/30
アッキー
4
選手の性格を十分に理解したうえで、誉めたり、厳しく指導したりと一人一人を一流選手に育て上げた名将だ。合掌2020/04/05