出版社内容情報
WTO(世界トイレ機構)を立ち上げ国連で「世界トイレデー」を制定。「ミスタートイレ」と呼ばれる著者はどう社会を変えてきたのか?
内容説明
「ミスター・トイレ」と称される著者。シンガポールの社会起業家であり、WTOの創設者のミッションは、「トイレをステータスシンボルにすること」。トイレは最も安く効果的な予防薬と言われる一方、インドでは携帯電話の数がトイレよりも多く、トイレ不足が伝染病やレイプの原因になっている。著者は「笑い」でこうした世界を変えようと呼びかける。著者のユニークな社会変革を追い、世界各国の「ウンコ情勢」や国連での「世界トイレの日」制定までのドラマを紹介。
目次
1 くさいものにフタをせず、笑いに変える
2 ストーリーを使ってトイレを広める―クソみたいな感情を肥料に美しい花を咲かせる方法
3 世界ウンコ情勢
4 社会の糞詰まりを治す―40歳から社会起業家に
5 国連で「世界トイレの日」が制定されるまで
6 水に流してはいけない話―社会課題をどう解決するか
7 クリーンな社会に向けて―フェミニン・ソサイエティのすすめ
著者等紹介
シム,ジャック[シム,ジャック] [Sim,Jack]
シンガポールの社会起業家、別名「ミスター・トイレ」。会社経営などを経て、2001年、国際NPO団体WTO(世界トイレ機関)を創設。『TIME』誌が選ぶ環境ヒーロー賞、エリザベス女王の「ポイント・オブ・ライツ」賞など数々の賞を受賞
近藤奈香[コンドウナカ]
サンフランシスコ、シンガポール、東京、ロンドンで育つ。ロンドン大学LSE社会学部卒業後、東京大学で社会心理学を修める。東京大学大学院情報学環・学際情報学府教育部卒業。外資系金融証券会社に7年間勤務。IMF専務理事クリスティーヌ・ラガルド氏への単独インタビューをはじめ、ジャーナリストとして『文藝春秋』や『週刊文春』等への寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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けんとまん1007
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Tomomi Yazaki
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