出版社内容情報
プロ野球ビジネスが地域密着に活路を見出す術を、アメリカのマイナーリーグ球団経営に学びながら、現地取材をもとに説き明かす。
内容説明
単なるボールパークから地域を盛り上げるアミューズメントパークへ。アメリカのマイナーリーグ球団は、いかにして経営的成功を勝ち取ったか?現地取材を含めた多くのデータから、これからの日本におけるスポーツビジネスの可能性を「見える化」する!
目次
第1章 プロ野球をより価値の高いビジネスにするために考えるべきこと
第2章 プロ野球選手の輩出元から見えてくる時代のトレンド
第3章 プロ野球新人選手獲得の良循環を生んだ新たなルート
第4章 経営基盤の確立に苦戦する独立リーグ
第5章 アメリカのマイナーリーグ(MiLB)は、なぜ発展できたのか
第6章 アメリカの独立リーグの経営が成り立つ背景
第7章 アメリカのプロスポーツ球団が果たす経済効果以外の役割
第8章 日本に野球観戦文化を根付かせるために
付記 野球再建への提言
巻末資料 独立リーグのチーム紹介
著者等紹介
小林至[コバヤシイタル]
江戸川大学教授、博士(スポーツ科学)。1968年生まれ。神奈川県出身。92年、千葉ロッテマリーンズにドラフト8位で入団。史上3人目の東大卒プロ野球選手となる。93年退団。翌94年から7年間、アメリカに在住。その間、コロンビア大学で経営学修士号(MBA)を取得。2002年より江戸川大学助教授(06年から教授)。05年から14年まで福岡ソフトバンクホークス取締役を兼任。パ・リーグの共同事業会社「パシフィックリーグマーケティング」の立ち上げや、球界初となる三軍制の創設、FA・外国人選手の獲得に尽力した。2019年、博士号取得(早稲田大学スポーツ科学学術院)。テンプル大学、立命館大学、桜美林大学、サイバー大学で客員教授、一般社団法人大学スポーツ協会理事、スポーツ庁スタジアム・アリーナ推進官民連携協議会幹事。著書、論文多数
武藤泰明[ムトウヤスアキ]
早稲田大学教授。東京大学卒。同大学院修士課程修了。三菱総合研究所主席研究員を経て2006年より現職。2008年7月より大銀経済経営研究所取締役会長。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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