出版社内容情報
「カルロス・ゴーンの日産」が生み出した光と影を、元日産、外資系トップ、MBA教授という異色の肩書きを持つ著者が解き明かす。
目次
はじめに―光の5年間と、影の15年間
名門の凋落―「両横綱」日産はなぜ、経営危機に陥ったのか
ゴーン氏登場の遠因となった「4つの大失敗」―無謀だった「大プロジェクト」
「金の卵」を手に入れたルノー―日産はなぜ“格安”で買収されたのか
大成功の5年間―日産リバイバルプランはどれほどの成功を収めたのか
ゴーン改革はなぜ成功したのか―4つの要因
なぜゴーン氏は、日産を短期間で変えることができたのか―「WHY」から考えることの意義
ゴーン改革に内包された「構造的な欠点」―2005年から始まっていた「衰退の兆候」とは
日産を苦しめた「拙速かつ近視眼的な施策」―ゴーン氏の「失敗の本質」はどこにあったのか
「ゴーン後」の日産が採るべき道とは?
「同じ過ち」を繰り返さないために―日産とゴーンの20年が教えてくれること
おわりに―日本の現場力を再び輝かせるために
著者等紹介
法木秀雄[ホウギヒデオ]
早稲田大学大学院商学研究科元教授。(公財)日本英語検定協会理事。八木書店ホールディングス取締役。1945年生まれ。一橋大学卒。スタンフォード大学経営大学院卒。日産自動車にて北米副社長まで務めた後、1992年退社、BMWジャパン常務、クライスラージャパンの代表取締役社長を歴任。その後、早稲田大学ビジネススクール教授に就任、シンガポールに早稲田‐NTUと合弁ダブルディグリーMBAプログラムを創設。サンデンホールディングスなど複数の企業の取締役を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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