PHP新書<br> プーチン幻想―「ロシアの正体」と日本の危機

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プーチン幻想―「ロシアの正体」と日本の危機

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  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569842820
  • NDC分類 312.38
  • Cコード C0230

内容説明

日本人の大多数はロシアの正体や、プーチンという人物の本性を知らない。ロシアと国境を接するウクライナ出身の著者は、ロシアは「約束を破るために約束をする」国だという。領土クリミアを奪われた経験から日本人に警鐘を鳴らし、世にはびこる「プーチン幻想」を打破する。

目次

第1章 日本人が知らないプーチンの本性(日本における「反中親日」という幻想;プーチン体制はいかにして出来上がったのか;プーチンの対欧米外交 ほか)
第2章 ロシアは「約束を破るために約束をする」(ロシア人の歴史認識;「アニメが好きなロシア人は親日」という勘違い;現代ロシア人の日本像 ほか)
第3章 ウクライナの教訓―平和ボケと友好国への盲信が悲劇を招く(ソ連末期のウクライナの状況;主権宣言に仕込まれた時限爆弾=「非核三原則」;アメリカはソ連の崩壊を望まなかった ほか)

著者等紹介

アンドリー,グレンコ[アンドリー,グレンコ] [Andrii,Gurenko]
1987年、ウクライナ・キエフ生まれ。2010年から11年まで早稲田大学で語学留学。同年、日本語能力検定試験1級合格。12年、キエフ国立大学日本語専攻卒業。13年、京都大学へ留学。19年3月、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。アパ日本再興財団主催第9回「真の近現代史観」懸賞論文学生部門優秀賞(2016年)。ウクライナ情勢、世界情勢について講演・執筆活動を行なっている。『プーチン幻想―「ロシアの正体」と日本の危機』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

85
個人的な政治信条として「反露」でもないし「親露」でもない。外交問題として気になる国と地域は、米・中・韓・北朝鮮・台湾ぐらい。そんな感じでこの本を読んだら目がさめるような思いがする。俗に言う「おそロシア」。日本の外交当局が北方領土問題について単なる実績作りのためにやっていると書かれているが、それは何も外交問題に限ったことではない。経済・社会保障問題もそうだろう。今の政権は自民党による憲法改正に向け「右から左まで」あらゆる層を取り込むため、外交においてロシアに対するイメージはまで使っていると思う。2019/09/13

だまし売りNo

37
ロシア連邦の危険性を明らかにする。著者にとっては悲しいことに、その正しさはウクライナ侵略で明らかになった。 2023/07/22

ミライ

35
日本人が一般的にロシアのプーチン大統領に抱いている「親日である」「反中である」「ナショナリストである」といった幻想を破壊する一冊(著者はウクライナ人の国際政治学者のグレンコ・アンドリーさん)。ロシアのプーチン体制が立ちあがった経緯~プーチン外交・内政まで、日本ではあまり知られていない内容が解説される。ウクライナとロシアの関係についても書かれていたが、2014年のロシアのクリミア侵攻前のウクライナの状況が、今の日本に酷似しているのが怖い。昨今のロシア・ウクライナ情勢を深く知りたい人にもオススメ。2022/04/13

さきん

35
いちウクライナ人の視点からプーチンに対する誤った見方を解く。自分の国は自分で守らなきゃいけないということを紛争に至って初めて国民が気付いたと悔やむ。日本に対しては、北方領土を返してもらうという姿勢ではなく、国力を充実させた上で取り返すという姿勢を持って当たらなくてはいけないとアドバイスする。2019/04/15

Jun Sasaki

32
タイムリーに手に取った。武道を愛すると報じられるように、プーチンに対する日本の幻想がいかに愚かだったか。声を出すほど衝撃的だったのは、ソ連崩壊時のウクライナが核大国であったにもかかわらず、米露にそそのかされて自ら放棄してしまったこと。日本と並んで世界に二つしかない、非核宣言国。その弱さを見た。この時世を受けて、日本も軍拡に進まざるを得ないのか。自分たちだけで国を守るコストとは、これほどまでに高いことなのか。2022/03/01

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