身体の聲―武術から知る古の記憶

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身体の聲―武術から知る古の記憶

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569842806
  • NDC分類 789.04
  • Cコード C0012

出版社内容情報

頭脳労働偏重・テクノロジー依存の現代社会で、武術の考え方を通じて、身体の聲に耳を傾け、生きる力と自信を取り戻すヒントを伝授!

内容説明

文化のない身体は存在しない。身体と文化の深いつながりを思索し続けてきた著者の待望の単著!

目次

第1章 なぜ昔の農婦は米五俵を担げたのか(米三〇〇キロを担いでいた昔の農婦;先人と私たちの間には「労働観と身体観の差」がある ほか)
第2章 東洋文化と西洋文化を決定的に分ける身体観の違い(アメリカ、ハワイで体験したカルチャーギャップ;無時間のハワイアン ほか)
第3章 近代文明化した西洋の身体観に支配された明治以降の日本(「corps」を「身体」と訳した明治期の人;キリスト教文明の身体観 ほか)
第4章 気と健康と死を身体観から考える(昔、人々は、「人間は『気』で生きている」と考えていた;古の「気」は日常の生活の中にあった ほか)
第5章 これからを生きるための身体観(感覚経験上“からだ”はいくつもあると考えたほうが自然;開眼の時代と閉眼の時代 ほか)

著者等紹介

光岡英稔[ミツオカヒデトシ]
1972年、岡山県生まれ。日本韓氏意拳学会代表、および国際武学研究会代表。様々な武道・武術を学び11年間ハワイで武術指導。2003年2月、意拳の創始者、王〓齋の高弟であった韓星橋先師と、その四男である韓競辰老師に出会い、日本人として初の入室弟子となる。現在、日本における韓氏意拳に関わる指導・会運営の一切を任されている。国際武学研究会において自身の武術研究の場である兵法・武学研究会を主宰すると同時に、国内外の武術家・武道家に限らず人間の文化、身体、歴史を経験的に探究されている方々を招いての交流イベントなども主催している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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デビっちん

23
データや情報といった自分の外側を観ることが多くなってきた現代です。それはつまり、頭を使うばかりで身体が廃れてしまった、とも言えます。だからこそ、身体を通じて自分の内側に目を向けよう、という著者の主張に共感です。身体が廃れてしまったのは文化の影響があり、それをどう取り戻していけばいいか、それがどう未来へ役立つかが解説されていました。イメージ通りに生きたいけど、そうはなっていないとしたら、「身体の聲」を聴いてみてはいかがでしょうか?2019/04/13

たかぴ

15
子供の頃ドラえもんの漫画で未来の人間は頭でっかちで手足は細く小さい絵が描かれていたが、知らいない間にその未来に向かっていると認識しました。便利になるということは身体に負担を掛けないことに繋がり、自由に自分の意思で身体を動かせない自体に陥っている。文化や社会の変化が身体に与える影響を感じた。身体と心を別々に考え始めたことが今の社会の問題点に継っていると思う。身体の聲を聞くために自分自身や他人、社会、文化を受け入れること。身体を実際に動かしてどこまで自分は動けるのかを認識すること。断食や瞑想を行っていきたい。2019/10/01

Sakie

15
内田先生との対談と重なる部分もあるし、師匠づてに伺った話題もある。こうして本にすると、光岡さんが身体について深く考察し実践されてきた真面目な姿勢がよくわかる。今と昔とでは生活様式も労働観も違い、従って身体性能も身体観も違う。なのに古人と同じ稽古で修練はできるのか。その昔、意拳発祥の背景にも身体の世代間ギャップがあった、だから站椿が生まれたという推論が鮮烈だった。その站椿は現在にも有意だ。『無中生有』。実感が無い=ニュートラルな状態にしておいて、初めて意を生ず。有ることの兆しが感覚。先日の稽古につながった。2019/05/27

12
気に関するページはお!っと思ったが、他のページが全然頭に残ってない(汗) もう一回読む!2019/05/12

すしな

7
062-19.確かに英語を話す時って身振りとか考え方とか変わりますね。かくいう自分は英語で躓いたタイプなのですが、言語をムーブメントとしてではなく頭で考えすぎていた部分があり、体で覚えるようにしたらブレイクしました。人間は気で生きているということをおっしゃっていましたが、”気づく”のは頭ではなく体のほうが先なのかなと思いました。頭は体で気づいた後に意味付けするだけなのかもしれませんね。大事なことはもっと胸とか肚で考えるようにしていきたいなと。2019/05/14

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