なにものにもこだわらない

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なにものにもこだわらない

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569842332
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

人生、人間関係、仕事……。空気を読んでそれに従うのではなく、自由な思考を手に入れて、自分を納得させる道を選ぶためのヒント。

内容説明

常識、職場の空気、前例、人の目、自分らしさ、見栄…。あなたも「こだわり」に囚われていませんか?臨機応変に考えて、自由に生きよう。人気小説家・工学博士による人生を好転させるヒント。

目次

第1章 「拘り」は悪い意味だった。
第2章 「拘る」のは感情であり、理性ではない。
第3章 「拘らない」なら、その場で考えるしかない。
第4章 生きるとは、生に拘っている状態のことだ。
第5章 新しい思いつきにブレーキをかけない。
第6章 自由を維持するためにはエネルギィが必要だ。
第7章 死ぬとは、死に拘るのをやめることだ。
第8章 拘らなければ、他者を許容することができる。
第9章 優しさとは、拘らないことである。
第10章 拘らなければ、臨機応変になる。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。小説家。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

195
森 博嗣は、新作中心に読んでいる作家です。著者の座右の銘『なにものにもこだわらない』だけで1作書けてしまうのは、流石です。自由人の著者は、羨ましい限りでした。著者の座右の銘と私の座右の銘は、似ています(笑)『なにものにもこだわらない』≒『自然に生きる』2019/04/10

薦渕雅春

35
この本のタイトルは、わざと漢字を使わず、『なにものにもこだわらない』としたが、著者の(少なくても、ここ二十年間の)座右の銘である、と。この場合の「拘る」とは、「自分はこれだと決め込む」「一度決めたものに固執する」という意味であって、「拘らない」ことを実行するためには、毎回考える必要がある。だが一方で、「そのつど考える」ということに「拘っている」となると、言葉の意味として矛盾してしまう。まあ、難しく考えると頭が痛くなりそう。緩い方がいい感じ!著者が作家としてデビューした経緯や考え方が述べられてるのも面白い。2019/07/22

なつくさ

31
文庫版で読了したが、見つからないのでこちらで。おもしろかった。森さんの個が際立っていましたね。慣れてないと驚くかもだけれど。今、生きていることは死んでいる状態に比べたらイレギュラーなわけで、いつか、絶対、死んでしまう。だから、多少のことはどうでもいいはず。でも、気にしてしまう。そんな時に、拘らない。なるべくでいいから、拘らない。なんて、優しい言葉なのだろうと思う。自分のモットーと似て非なるもので、こちらの方が優しい言葉な気がする。多少拘り、なるべく拘らない。柳が風に拘らないように。なるべく、そうありたい。2020/06/04

テツ

24
森博嗣さんのエッセイ。タイトルは彼の座右の銘だそうな。正直書かれた小説を全て読んでいるようなファンではありませんしエッセイも初めて読みましたが良かった。拘りは視野を狭めて行動も抑制してしまう。臨機応変に何にも誰にも縛られずに思考を広げることが自由への第一歩であり、きっとそれだけが満ち足りた人生への入り口でもあるんだろう。優雅に自由に人生を歩んでいくために忘れずにいたい。2020/05/25

魚京童!

21
2019年3月。なんか内容がなくなった。輝きが見られない。もうどうでもいいんでしょ。PHPだし。何も言ってない。同じことの繰り返し。どうでもよくなったんだな。お金稼いでしまえばもうどうでもいいのだ。きっと。なんか残念だな。一時代を築いて走り切った先には老人の戯言。この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば2020/02/28

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