パナソニック、「イノベーション量産」企業に進化する!

電子版価格
¥1,600
  • 電書あり

パナソニック、「イノベーション量産」企業に進化する!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569841823
  • NDC分類 542.067
  • Cコード C0034

出版社内容情報

テスラへの電池供給、ローソンのレジロボ、「ヨコパナ」プロジェクト……イノベーション企業への脱皮を図る家電の雄の挑戦を活写する。

片山 修[カタヤマ オサム]
著・文・その他

内容説明

EVメーカー・テスラへの車載電池供給、シリコンバレーから始まる新組織…。AI時代の「お困りごと」を探し出し、「お役立ち」を極める。創意工夫の数々を徹底分析!!

目次

第1部 転換(「タテパナ」から「ヨコパナ」へ;ソリューションビジネスに挑む;システムサプライヤー「ティア1」を目指す)
第2部 再起(インド人への「お役立ち」に迫る;世界最先端市場・中国を軸に成長へ;新しい家電のビジョン)
第3部 革新(100年先の未来への道筋;新・マネジメントの構築)

著者等紹介

片山修[カタヤマオサム]
経済ジャーナリスト、経営評論家。愛知県名古屋市生まれ。地方新聞記者を経てフリージャーナリスト。2001年~2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

人工知能

3
「タテパナ」から「ヨコパナ」へ。パナソニックデジタルプラットフォームを使ってサービスを量産化する取り組みや、AP社のインドや中国の治外法権化による現地マーケティング、津賀社長の常務会の廃止、デザイン思考としての「お役立ち」等、いまパナソニックがどういう会社になろうとしているのかがわかって面白かった。オートモーティブ事業もレンジローバーにコックピットシステムが採用されるなど、電池以外にもかなり進んでいる印象を持った。パナソニックが今後どうなっていくのかが楽しみになる本。2018/11/24

帯長襷

2
大学院の課題のために買ったけど忘れてたから今さっと流し読み。これでまだ変われていないのですよねぇ。期待値を上げる本だったんだろうけども、時期を外して読むと虚しさが残る…2021/01/04

Kazuo Ebihara

1
2018年11月に刊行されたパナソニックのPR本。 2、3年前に仕掛けられた戦略、戦術の 進捗状況がレポートされています。 今も業績は気になるものです。株主としては。 頼みますよ。社員の皆さん。 2019/05/10

YUJIRO

1
デザイン思考を、パナソニックに土着化させるために「お役立ち」という言葉に変え、技術指向ではなく、デザイン思考を導入する取り組みを紹介する。今まで技術指向で築き上げたブランドと技術力をどう生かしていくかが重要になる。2018/11/29

ぱんぷきん

0
本書を読むとこれからのパナソニックに期待が持てる試みがずらり。縦割りの打破や、現地主義。こうした試みによって燻っていたパナソニックが再度飛躍する。が、結果が出た2020年現在、その希望は現実のものにならなかった。テスラへの電池供給も危うく、イノベーションの量産も少なくとも消費者の目には映っていない。考えれば松下電器はマネシタと言われたくらい改良に強い企業であって、イノベーションは苦手な領域なのではないか。それを考えると立ち直りは予想以上に難しそう。横文字の部署もやたら多く、そのあたりも問題な気がする。2020/12/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13144218
  • ご注意事項