出版社内容情報
「上司の意見に異議を唱えたいが、言い出しづらい」「斬新な企画を思いついたが、会議で反対意見が出そうだから提案するのを躊躇している」「部下のふるまいを注意したいが、やる気をなくされたり、パワハラと受け取られたりすると困る」……。本当であれば「間違ってると思います」「私はこう考えます」「気をつけなさい」とはっきり言いたいところ。でも、のどまで出かかったその本音を引っ込めてしまうことはないだろうか?
日本の社会ではこれまで、「本音」を言うことはよしとされず、「建前」中心で動いてきた。だが、そのような風潮に対して、著者は真っ向から異議を唱える。
著者の主張は、「本音を言ったほうが、結局のところ仕事がうまくいき、生産性も上がる」「本音を言いながら日々をすごしたほうが、明らかに有意義な人生を送れる」というもの。
本書では、言いにくい本音を言いやすくするための心構え、環境づくり、言葉の選び方などを、自身の経験談を交えながら解説する。
内容説明
建前だけでは、あなたも会社も生き残れない。心が変わる。行動が変わる。すると、人生が変わる。
目次
第1章 本音で生きるべき理由(なぜ日本人は本音を言えないのか?;欧米人は本音を言ってから悩む。日本人は本音を言うかどうかで悩む ほか)
第2章 そもそも「本音」って何?(本音とは「理想のこと」である―本音を口に出せば現実化する;本音とは「ビジョン(理念)」である ほか)
第3章 本音を言うための準備と心構え“本音・基本編”(人は8割、こちらの言い分を聞いてくれる;相手との関係性を再点検する ほか)
第4章 本音を言う技術“本音・実践編”(言いづらいことは別の言い回しにする;寓話を利用する ほか)
第5章 仕事の場面別・本音の言い方“本音・応用編”(本音=仕事の量が多すぎる→応用「納得できません」;本音=部下や後輩に仕事を手伝わせたい→応用「明日休んでいいから、今日残業できる?」 ほか)
著者等紹介
角田陽一郎[カクタヨウイチロウ]
1970年、千葉県生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。1994年、TBSテレビ入社。『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』『オトナの!』などの番組を担当した名ディレクターとして高い評価を受ける。現在は、TBSテレビを退社。バラエティプロデューサーとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょう
miyatatsu
hide
小野靖貴