出版社内容情報
夫婦愛、親子愛、隣近所の心のふれあい。人気落語家の立川志の輔が、庶民が織りなす笑いのドラマ100を厳選。古典落語入門の愛蔵版。
立川志の輔[タテカワシノスケ]
監修
PHP研究所[ピーエイチピーケンキュウショ]
編集
目次
1 現代SFもびっくりの奇想天外な噺
2 情緒たっぷりの廓噺
3 ほっとする親子噺
4 ま、お座りなさいの奥義指南
5 見習いなさいの夫婦噺
6 喉が鳴り、笑いが吹き出す江戸の味
7 抱腹絶倒の大ボケ噺
8 ろうそくがゆらーりのちょっと怖い噺
著者等紹介
立川志の輔[タテカワシノスケ]
1954年(昭和29年)富山県新湊市生まれ。落語家。明治大学在学中は落語研究会に所属。卒業後、劇団、広告代理店勤務を経て、1984年に立川談志門下に入門。1990年、落語立川流真打に昇進。受賞歴も多数。全国各地での落語会の他、「ガッテン!」(NHK)をはじめテレビ・ラジオのパーソナリティーとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のりオバ
6
いわゆる短編の集まりで、100話からなっていますが、私はあらためて、短編にはもはや頭がついていかないのだと思い知った作品です。その噺自体は、全て面白かったです。2019/06/16
木倉兵馬
1
見開き一ページほどでかんたんに落語のあらすじが書かれている本。やはり実際に聞いてみるのが一番ですが、だいたいの流れを知ってから聞いても大丈夫かも。2022/01/27
じゅん
1
志の輔さんのコメント共に、100席楽しみました♪ 最近は、鈴本を思いながら生配信を楽しむことを教えてもらいました!2020/04/27
prefabjubilo
1
”温故知新”昔の人は季節の「旬」をだいじにしたものです。花鳥風月を忘れた人間はパサついています。 若い衆にもらって、ぼちぼち読んで、ようやく読み終わりました。2019/12/21
kaz
1
著名な噺ばかりで、大半は既知のもの。全く知らなかったのは「蚊いくさ」と「怪談乳房榎」の後段くらい。あとは「樟脳玉」の記憶がかなり怪しくなっていたのを自覚した。「寄り合い酒」は自分が知っている形とはだいぶ異なるが、各流派ごとに違いがあるらしい。解説欄は、落語に対する知識を補う点で有益。 2019/03/17