PHP新書<br> 韓国壊乱―文在寅政権に何が起きているのか

電子版価格
¥750
  • 電書あり

PHP新書
韓国壊乱―文在寅政権に何が起きているのか

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 171p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569840925
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0230

出版社内容情報

徴用工判決の衝撃に日本企業が揺れている。最高裁判所にあたる韓国大法院が朝鮮半島出身労働者への賠償を命じる不可解な判決を下し、多くの人びとを驚かせた。また、日韓両政府が合意した「最終的かつ不可逆的な」解決策を無視するかたちで、慰安婦財団の解散が発表された。国家間の合意などなかったがごとく、徴用工問題や慰安婦問題が蒸し返されるのはなぜなのか。答えの一つは、隣国で日本人の想像を超えた政変が起きている、ということだ。南北首脳会談以降、北朝鮮に対する韓国の武装解除が進み、スパイを取り締まる国家情報院が改変・解体されて「親北反米」の自殺行為が進みつつある。すべては主体思想派(チュサパ)の従北路線にのっとった政治的動きであり、文在寅氏はじめ社会主義者の思想に基づく革命である。日韓外交の漂流に終わりは来るのか。独裁者・金正恩率いる北朝鮮との南北統一は本当に実現するのか。両国を代表する論客による緊急対話の書。

櫻井 よしこ[サクライ ヨシコ]
著・文・その他

洪 ヒョン[ホン ヒョン]
著・文・その他

内容説明

隣りの韓国でいま、日本人の想像を超えた政変が起きている。韓国大法院(最高裁)による朝鮮半島出身労働者への戦時賠償問題の不当判決に始まり、国際観艦式で海上自衛隊の旭日旗掲揚を拒否するとともに秀吉軍を破った李舜臣の旗(抗日旗)を掲げ、日韓両政府が合意した慰安婦問題の「最終的かつ不可逆な」解決策を蒸し返す。さらに、独裁者・金正恩との「野合」による朝鮮半島の赤化統一も視野に入る。韓国でいま何が起きているのか。五十年余の日韓両国の外交基盤を突き崩す非常事態を前に、日韓の保守派は何をすべきか。両国を代表する論客の緊急対話。

目次

第1章 文在寅政権の異常事態
第2章 過去しか見ない人たち
第3章 武装解除される韓国
第4章 国家情報院の改変と解体
第5章 原始に退行する韓国経済
第6章 朴槿惠「魔女狩り」の真相
第7章 日韓の保守派は何をすべきか

著者等紹介

櫻井よしこ[サクライヨシコ]
ジャーナリスト・国家基本問題研究所理事長。ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。『クリスチャン・サイエンス・モニター』紙東京支局員、アジア新聞財団『DEPTH NEWS』記者、同東京支局長、日本テレビ・キャスターを経て現職

洪〓[ホンヒョン]
『統一日報』主幹。1948年生まれ。韓国陸軍士官学校を卒業し、歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部に勤務する。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員と桜美林大学客員教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wasabi

11
文在寅大統領は、先の訪米でトランプ大統領から単独会談をわずか2分間しか与えられず、歯牙にも掛けぬ扱いであった。そんな韓国の内情を談ずる。現政権は、朴槿惠を虚偽・捏造によって弾劾・罷免した従北左派勢力であると警鐘を鳴らす。いつしか櫻井氏の物言いには極端な保守右派の臭い濃く、著書に触れてみれば、もはや恐るべき民族主義者に違いない。ここまで排他的な弁ならば、北との問題解決は対話ではありえず、強兵しかない。そのためには改憲だ、さらには原発によって核技術を絶やすなといわんばかりの煽動を繰り返す。こんな人だったっけ?2019/04/22

大泉宗一郎

8
日韓の保守論客らが文在寅政権について語った対談。徴用工問題の詳細や、韓国における右派左派の情勢などはじめて知ることも多かったが、文大統領への批判が強いせいか、会話の流れが政権に対する感情的な悪口で結ばれるのに苦笑してしまう。また、時折よくわからない論理で極端な結論に持って行かれてしまうので、ページが止まってしまう。ここに書かれていることが事実なら問題の深刻さに愕然としてしまうが、正直なところ、過熱を抑えて、もうすこし冷静な文政権批判を読みたかったところ。単語が重複している誤記も含めて面白い読み物ではある。2020/02/02

トラ

8
韓国は大丈夫なのか……という思いがより深まり暗澹とした気分になりました。日本にとっても対岸の火事じゃない朝鮮半島情勢を、ますます混沌としたものにしている文政権のおかしさに辟易とします。洪氏は「日韓の保守で連携を」と主張しますが、シンシアリー氏の著作を読むとそれも難しいとしか思えず、韓国の行く先を考えると笑えません……。2019/02/04

templecity

7
韓国における報道規制があるのか、文政権への反発はあまり報道されない。今の政権は左派で北と融合して革命を起こし共産主義を目指すという考えが根底にある。情治主義とは言われるがおおよそ常識外れの政権である。過去の日本統治時代の遺物を全て否定し朝鮮が分割してできた韓国という国さえ否定しておりまともではない。駐留米軍が引き上げたら朝鮮に飲み込まれ日本にも危害が及びかねない。一般国民が目を覚めて好転することを願う。 2019/04/20

ランラン

6
とにかく驚きの内容だったが本当だとしたら恐ろしい恐怖政治だ。つまり文政権は誕生は単なる政権交代ではなくレージームチェンジ、体制交代の政変だという。30年以上前から極左翼派が狙っていたもので保守派を壊滅するという認識が必要。反韓感情であり反日など影が薄いほどのエネルギーがある。社会主義への革命が至上命題で文氏は能力がなくたんなる操り人形だという。2019/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13364410
  • ご注意事項