出版社内容情報
「数字に強い」とは、1）数字を比べる、2）数字を作る、3）数字の意味がわかること。本書を読めば数学が苦手な人でも数に強くなる！
永野 裕之［ナガノ ヒロユキ］
著・文・その他
内容説明
正解のない時代を生き抜くために必須のチカラ。「比べる」「作る」「意味を知っている」一生役立つ３つの武器が身につく！！
目次
第１部 準備篇
第２部 教養篇（算数；社会；自然科学；芸術）
第３部 技術篇（数字を比べる；数字を作る）
著者等紹介
永野裕之［ナガノヒロユキ］
１９７４年東京生まれ。暁星高等学校を経て東京大学理学部地球惑星物理学科卒。同大学院宇宙科学研究所（現ＪＡＸＡ）中退。高校時代には数学オリンピックに出場。レストラン経営、ウィーン国立音大への留学を経て、個別指導塾・永野数学塾（大人の数学塾）の塾長を務める。プロの指揮者でもある（元東邦音楽大学講師）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
56
「今年の入場数３５００人は、去年の７０％でした、去年の入場数は？」にすぐさま答えを導き出すスキル。以下メモ。宇宙は数字という言語で書かれている（ガリレオ）。完全数は現在４９個しか発見されていない、友愛数、の美しさ。ビルの１階の高さは３m。通常サイズの名刺の縦と横は黄金比。数字を比べたいときは、まず割合を計算する。単位量あたりの大きさを利用すると、プレゼンで役立つ。１０００ー５８７は、９９９ー５８７＋１と置き換えると即答できる。2023/09/23
エリク
24
数学のお勉強中2020/01/21
りらこ
20
そうなの、これこれ！な話が満載なこの本。図にして説明されていたり、大切なところは太字になっていたり、基本中の基本も押さえられていて、読みやすい。この考え方やモノの見方がもっと伝われば良い。特に数をどう捉えるかとか、割り算の考え方(等分除と包含除)は、自分も常に考えていることの１つなので、なんだか嬉しかった。でもこの本に書かれていることが常識？というか当たり前となっていくと私は失業するなぁ笑2019/01/20
チャー
16
身の回りの数字を理解するために必要な基礎的な考え方を説明し、様々な場面で目にする数字の意味について紹介している。現代が人類史上最も数字がものをいう時代という指摘は確かにと納得。生活には数字が溢れビジネスの場でも常に数字は不可欠。正確に間違えるよりも漠然と正しくという視点は大局をある程度正確に見積もるという意味で重要と感じた。一方で他のどんな言葉よりも雄弁にものを語るという点は様々に共通する言語としての深さを感じた。手順が適切な実験の結果は正しければ仮説の確認で違えば新たな発見という視点は大切にしたい。2022/10/27
ジュール
14
最初の内は、数に関する蘊蓄。分数のあたりからやや本格的に。等分除と包含除の概念を初めて知った。ただ暗算の仕方は、わかってももう計算機になれているので無理。最後あたりの御手洗さんの数字の物語、これも、数学とは関係ないが、説得力のある言葉。今度、使ってみよう。2019/06/12
