演じることは、生きること―人生の舞台で紡いだ言葉

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演じることは、生きること―人生の舞台で紡いだ言葉

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569840376
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「私にとって、演じることは生きること」……87歳の現在もなお尽きることのない演じることへの思いを、数々の珠玉の言葉に込めて語る。

仲代 達矢[ナカダイ タツヤ]
著・文・その他

内容説明

役者として真っ赤に燃えて生き切る。人生模様と生涯現役の覚悟を語る迫真の言葉集。

目次

第1章 人生を面白くするのは自分自身(女房と旅行に行ったり、映画の撮影をしたり。イタリアはそんな思い出の地。久しぶりに訪れて、昔の記憶をたどった。;映画はさまざまな人生を描いている。そこからたくさんのことを学び、生きることの意味を考えさせられた ほか)
第2章 家族や巡り合わせが役者への道しるべきになった(父が私に向けた臨終の言葉は「こいつは不良になる」。ある意味それは素晴らしい遺言へと変わる。;型破りで自由奔放なのは、人間的であることの裏返し。それが母親ならなおのこと憎めない。 ほか)
第3章 役者として生きる(作りたいものを作る。それまでとは違うものを作る。それがものづくりのあるべき姿。;俳優のうまい下手の基準は難しい。うまいから役が来るとは限らない。なんて割の合わない仕事だろう。 ほか)
第4章 人との出会いが私を育ててくれた(演出家と役者には常に戦いがある。だからこそ役者は自分でも思ってもみなかった力が発揮できる。;人間には未来がわからない。役者は台本の先がわかっていても、相手のセリフを「今初めて聞いた」ように演じる。 ほか)
第5章 年を重ねるごとに見えてくるもの(作品の中で役者の存在なんて大したことはない。将棋の駒と同じで、自分の役割をきちんと果たせばいい。;役者は年齢を重ねても、その年相応の役があるから、丈夫な足腰と気力で役に挑み続ける。 ほか)

著者等紹介

仲代達矢[ナカダイタツヤ]
1932(昭和7)年、東京生まれ。1952(昭和27)年、俳優座付属養成所に4期生として入所。1955(昭和30)年に同養成所を卒業し、俳優座入団。以降、舞台「ハムレット」「リチャード三世」「どん底」、映画「人間の條件」「切腹」「影武者」「乱」など多くの作品に出演。芸術選奨文部大臣賞、紀伊國屋演劇賞、読売演劇大賞ほか数々の賞を受賞。1992(平成4)年、フランス文化省から芸術文化勲章シュヴァリエ受賞。2015(平成27)年、文化勲章受章。1975(昭和50年)、俳優を養成する私塾「無名塾」を亡き妻・宮崎恭子(女優、脚本家、演出家)とともに設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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リック

1
『遺し書き』と重複するところが ありましたが、仲代さんの生い立ちから、どのような経緯で俳優となったのか…役者とは?生涯役者であり続ける 仲代さんの強い思いに触れ、大変興味深く読みました。 2019/07/15

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