日本の未来の大問題―少子高齢化、ロボット社会は恐れるに足らず

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日本の未来の大問題―少子高齢化、ロボット社会は恐れるに足らず

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569838946
  • NDC分類 304
  • Cコード C0030

出版社内容情報

もうすぐ人口100億人時代がやってくる。人間が変わり、世界が変わる。日本は世界の大転換にどう対応すればいいのか?

目次

序章 日本は大転換せざるをえない
第1章 老人は支配、権力の座から降りよ
第2章 老後の仕事は山ほどある
第3章 ポジティブ・リストが日本をダメにする
第4章 縦割り社会をぶっ壊せ
第5章 ぬるま湯から出て異文化をくぐれ
第6章 教育の力こそ日本の光
第7章 人口減少はロボットで補え
第8章 「ロボット大国」日本へ

著者等紹介

丹羽宇一郎[ニワウイチロウ]
1939年愛知県生まれ。名古屋大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。98年社長に就任。99年約4000億円の不良資産を一括処理し、翌年度の決算で同社史上最高益(当時)を記録。2004年会長に就任。内閣府経済財政諮問会議議員、内閣府地方分権改革推進委員会委員長、日本郵政取締役、国際連合世界食糧計画(WFP)協会会長などを歴任し、10年、民間出身では初の駐中国大使に就任。現在、公益社団法人日本中国友好協会会長、早稲田大学特命教授、福井県立大学客員教授、伊藤忠商事名誉理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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BluePlanet

9
★4.8(2.50)2018年1月29日発行。日本の未来において何が問題かを明晰に解説。少子高齢化、ロボット社会が迫っている中、日本はどうあるべきかを、元伊藤忠商事社長、元中国大使が分かり易く解説。社長が高齢なほど業績が悪化すると今の老害をずばり指摘。まさに目から鱗。日本の会社のみならず、行政の縦割り社会を批判し、どうあるべきかの指針も示す。また、「読書が自由な精神を保障する」とあるように、人間の好奇心を満たす最高のものが読書であると。「ロボット大国」日本の復活が期待される今、若い人の必読書と感じました。2018/05/20

モビエイト

5
人口が減少していく日本。労働力が減っていく中、移民を受け入れる下地がないので定年した人に頼る事になり、更に会社の決定が遅くなるといった悪循環に。 若者に権限を与え、異文化コミュニケーションを行う事で少子高齢化による日本の地位の低下を防げればと思いました。 ロボット化の流れを日本の強みとしていかなければならないと思いました。2018/02/12

Go Extreme

1
日本は大転換せざるを得ない:漫才を見に行く 日本再生の処方箋 老人は支配、権力の座から降りよ:10年日記 敵視を繰り返す共謀罪 社業が高齢・業績悪化 長老支配 経営陣とのなれ合い 老人パージ ヤマッ気と勇気 老後の仕事は山ほどある:権限委譲 行き惑う定年退職組 虚栄心が邪魔 ポジティブ・リストが日本をダメにする:科学技術の力 好奇心 良識と責任 縦割り社会をぶっ壊せ:血流が滞る ぬるま湯から出て異文化をくぐれ:ゲマインシャフト 教育の力こそ日本の光 人口減少はロボットで補え 「ロボット大国」日本へ2021/04/25

モーモー

1
権力を手放さない「老人(害)」、許可したもの以外は全て禁止する「ポジティブリスト」、「教育」の重要性、労働力減に対して「ロボット」の活用。 4つのキーワードを示しながら、分かりやすく日本の問題点を示してくれました。2018/06/26

なん

0
登り坂の日本を知らない世代が台頭して来ているなかで、日本を「再興」したいと考えている日本人は、どれだけいるのだろうと自分は感じた。長老支配、ポジティブリスト、縦割り社会は少しずつ無くなっていくだろう(そうでないと困る)と読んだ。2023/11/08

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