出版社内容情報
出世や成功がほんとうの幸せなのか? 掃除で世の中の荒みをなくしてきた著者が語る、真の幸福を招き寄せる生き方。
内容説明
売上や利益だけを目標にする企業、出世や成功だけを望むビジネスマン、「自分さえよければ」と考える日本人、それで幸せになれるのか?よい世の中になるのか?掃除で社会を変えてきた著者が語る、真の幸福を招き寄せる方法とは。
目次
逆境こそ成長の糧と考える
大きな努力で小さな成果を
目の前のゴミを拾う
「無私の心」を持つ
正しい生き方を貫く
自分で伸びていける人になる
美しい生き方をする
信念と覚悟を持つ
「真贋の眼」を養う
「恥の文化」「衆の文化」を守る
思いやりの心を耕す
変化の予兆を読む
すぐに結果を求めない
自分以外の守るべきものを持つ
一人ひとりが秩序を保つ
著者等紹介
鍵山秀三郎[カギヤマヒデサブロウ]
昭和8年、東京生まれ。昭和27年、岐阜県立東濃高校卒業。昭和28年、デトロイト商会入社。昭和36年、ローヤルを創業し、社長に就任。平成9年、社名をイエローハットに変更。平成10年、同社取締役相談役。平成20年、取締役辞任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
20
【生き方】イエローハットの創業者である鍵山秀三郎さんによる、幸福論。資本主義社会が生んだ「合理的で結果第一主義」「自分さえよければよい」といった風潮に警鐘を鳴らしています。本書の至る所に言行一致、知行合一の言葉がふさわしい著者の生き様が凝縮されており、襟を正さずにはいられません。今北洪川「百萬典経 日下の灯」白隠禅師「動中の工夫は静中に勝ること百千億倍」のように、実践に移すこと、考えながら行動することをこれからの自分に課していきたいと思いました。2018/08/08
☆ツイテル☆
3
フライヤー2021/12/10
☆ツイテル☆
3
フライヤー2021/11/06
ともりん
2
6年前、鍵山秀三郎さんの本を一気に20冊ほど読み、久しぶりに知人から頂いたので読む。あれから家庭を持ち自分の環境が変わった。「今すぐに」「少しでも」「私が」の気持ちは他人と生活するようになり大切さを実感。家族には甘えてばかりだったと反省。本の中に偉人の話が沢山あった。「あなたは本から何を学ぶの?」と問いかけられている気持ちになった。「実践にどう活かすか、活かせることはあるか」と考えながら本を読む=学び、だなぁ。2020/04/08
幸福堂
2
自分の人生を振り返った時、「これで良かったと」と思うことができるか。まだまだやることがたくさん残されている様に感じた。 DE:382017/09/24