出版社内容情報
千年の都・京都にはいくつかの壁が存在する。京都らしさ、日本らしさを体現したこれらの壁の正体とは?10の視点から考察する。
養老孟司[ヨウロウタケシ]
解剖学者
内容説明
千年の都・京都の見えないカベの正体とは?
目次
はじめに―京都に「壁」は存在するか?
城郭のない街
京都人のいけず
共同体の壁と京都
都市論と京都
私の好きな京都
京都、東京、大阪―新三都物語
京都は日本文化の中心か?
共通言語と地方
京都とサブカルチャー
京都と自然
著者等紹介
養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。心の問題や社会現象を、脳科学や解剖学などの知識を交えながら解説し、多くの読者を得ている。2006年京都国際マンガミュージアム館長に就任。2017年より同名誉館長。『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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