出版社内容情報
アメリカ軍の首脳は語る。「北朝鮮のミサイルに対する戦いは、日米安保条約に基づく日本防衛に当てはまらない」。日本よ、どうする!
日高義樹[ヒダカヨシキ]
著・文・その他
内容説明
ワシントン情報で読み解く「米朝密約」の次に起こること。
目次
第1章 コンピュータの過剰防衛による偶発戦争
第2章 戦わずして敗れるアメリカ
第3章 破綻したアメリカの北朝鮮政策
第4章 台頭するアメリカの新しい政治勢力
第5章 周辺から崩壊するアメリカの世界
第6章 孤立する日本の平和憲法
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年、名古屋市生まれ。東京大学英文学科卒業。1959年、NHKに入局。ワシントン特派員をかわきりに、ニューヨーク支局長、ワシントン支局長を歴任。その後NHKエンタープライズ・アメリカ代表を経て、理事待遇アメリカ総局長。審議委員を最後に、1992年退職。その後、ハーバード大学客員教授、ケネディスクール・タウブマン・センター諮問委員、ハドソン研究所首席研究員として、日米関係の将来に関する調査・研究の責任者を務める。1995年よりテレビ東京で「日高義樹のワシントンリポート」「ワシントンの日高義樹です」を合わせて199本制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ryuji
3
★★★☆☆ちょっと微妙な本と言う印象。戦後の日本が自国の防衛に関しアメリカに依存し、国民が無関心になってしまっているというのは理解出来るし、現在の東アジア情勢が非常に微妙なパワーバランスの上にあり下手をすると戦争状態になる可能性もあるというのも理解出来る。ただ、ハッキリとは言っていないが、日本が核武装すべきというのはどうなんだろうか?(少なくとも私にはそう読めた)。非武装というのは現代社会において「机上の空論」で「理想論」であるとは思うが、ちょっともろ手を挙げて賛成は出来ない。2018/08/02
-
- 電子書籍
- アオイロ・メロディ 分冊版第15巻 コ…