出版社内容情報
京大→伊藤忠→市役所→哲学者の経歴を持つ著者が教える、物事の本質を「考える力」が身につくとっておきの知的生産術!
内容説明
あなたの頭に革命を起こす究極の知のノウハウ。
目次
第1章 哲学は究極の「知的生産術」(思考の探検;哲学するメリット ほか)
第2章 哲学者の思考の秘密(哲学者の勉強法と知的生産術)
第3章 “哲学式”勉強法(勉強のための三つの原則;哲学式読書法 ほか)
第4章 “哲学式”知的生産術(哲学式文章力;哲学式プレゼン能力 ほか)
第5章 知的生産で世界をつくる(創造のための3ステップ―思考の探検家は世界をつくる;想像力の鍛え方―ITとTIの棲み分け ほか)
巻末付録 知的生産を高めるために読むべきブックリスト
著者等紹介
小川仁志[オガワヒトシ]
1970年、京都府生まれ。哲学者・山口大学国際総合科学部准教授。京都大学法学部卒、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。徳山工業高等専門学校准教授、米プリンストン大学客員研究員等を経て現職。大学で新しいグローバル教育を牽引する傍ら、商店街で「哲学カフェ」を主宰するなど、市民のための哲学を実践している。また、テレビをはじめ各種メディアにて哲学の普及にも努めている。専門は公共哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kentaro
41
パスカルの「考える葦」を引くまでもなく、人間が人間である所以は、思考するという点にある。そこにはまだ無限のポテンシャルがある。インターネットがどれだけ充実しようが、AIがどれだけ賢くなろうが、決して忘れてはいけないことは、インターネットもAIも人間が創造したものであるという点だ。だから人間は学び続けなければならない。 ただし、目的なき勉強は、あてどなく富士の樹海をさまようか、ただ小舟で大海に漕ぎ出すようなもので、下手をすると戻ってくることさえできなくなってしまう。勉強もまた広い意味での思考の探検だ。2020/04/30
乱読家 護る会支持!
2
自分自身に問いかける(デカルト)。他者との食事と一人の散歩(カント)。まとめノートと弁証法(ヘーゲル)。一気集中で自己陶酔(ニーチェ)。カードで大量の情報が整理(サルトル)。。。。 哲学の思考法を学ぶ本。 僕の思考法は、、、日頃から情報をガンガンにインプット。ヒラメキや望む結論を考える。他者が納得するロジックを組み立て。確信したら資料化しプレゼン。確信が得られなければ、逆の結論でロジックを組む。逆結論で確信出来れば、新たな結論とする。確信出来なければペンディング。2018/05/27
dobrydenkrtek
1
本の前半に出てくる哲学者の勉強法が興味深い。哲学者の伝記をこれまで読んだことがなかったが、伝記にはその哲学者の勉強法が載っていることあるんだということをこの本から知ることができたのが最大の収穫。2021/08/13
nasu
1
24×32020/09/10
ライフリブロ
1
この手の本は、皆同じ。2018/01/11