出版社内容情報
元週刊文春編集長vs週刊新潮副部長――内幕を知り尽くす二人が週刊誌の裏側から、スクープ史の真相、日本メディアの未来までを抉る!
内容説明
競い合うように数々のスクープを連発し、権力に挑み、大物のクビを飛ばし、事件の真相を追い、人間の真実を描いてきた両誌。週刊誌メディアは、なぜこれほどの力があるのか?そもそも、いかに週刊誌というメディアがつくられたのか?スクープをものにすべく記者たちはどう動くのか?権力やタブーといかに闘うか?新聞メディアの驚愕の劣化とは?週刊誌が描いた事件の裏側の人間模様とは?そして、これからメディアはどうなるのか?両誌の歴史と内幕を知り尽くした巨頭OBの二人(元『週刊文春』編集長と元『週刊新潮』副部長)が、すべてを語り尽くす!
目次
第1章 『週刊文春』と『週刊新潮』のつくり方―そのウラ側を徹底暴露(「この、ハゲーっ!」で一五〇〇万円;テレビ局が週刊誌スクープに群がる理由 ほか)
第2章 ファクトを歪める新聞vs圧力と闘う週刊誌―現代日本のメディア構造(新聞ジャーナリズムは徹底的に堕落した;主義主張のためにファクトを歪める ほか)
第3章 タブーに挑み、偽善に斬り込む―編集者の動機と本音(新聞、テレビが批判できないタブーと闘ってきた;『第三文明』に載った白いブレザー姿 ほか)
第4章 日本を震撼させた週刊誌の衝撃スクープ―その全内幕(「なんで生きていけるの?」―週刊誌記者の生活;掲載記事やタイトルはいかに決められるか ほか)
第5章 週刊誌に未来はあるか―新たな時代のジャーナリズムの可能性(「情報ビッグバン」を象徴する朝日新聞社長辞任;週刊誌は他のメディアでは及びもつかぬことをやれ ほか)
著者等紹介
花田紀凱[ハナダカズヨシ]
1942年、東京生まれ。東京外国語大学英米語科卒。66年、文藝春秋入社。88年、『週刊文春』編集長に就任。六年間の在任中、部数を五一万部から七六万部に伸ばす。現在、月刊『Hanada』編集長
門田隆将[カドタリュウショウ]
ノンフィクション作家。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。週刊新潮時代は、特集班デスクとして十八年間にわたり、八〇〇本近い特集記事を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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