学校では教えてくれない戦国史の授業―秀吉・家康 天下統一の謎

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学校では教えてくれない戦国史の授業―秀吉・家康 天下統一の謎

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569837055
  • NDC分類 210.47
  • Cコード C0021

出版社内容情報

信長亡き後の戦国時代。なぜ、秀吉と家康は天下統一を成し遂げることができたのか。家康、最後の秘策とは。戦国の謎を解き明かす。

内容説明

秀吉の中国大返しから大坂夏の陣まで、信長亡き後の戦国乱世の謎を解き明かす!

目次

第1章 「秀吉マジック」はなぜ成功したのか―信長の後継者にのしあがった秀吉の権謀術数(「信忠の失敗」が秀吉の天下取りの第一歩になった;身動きが取れなかった織田家の部将たち ほか)
第2章 教科書が教えない秀吉の真実―織田家つぶしの「裏切り者」は、なぜ人気者になれたのか(大坂城は信長のアイデアだった;信雄と秀吉の決別で舞い込んだ家康の幸運 ほか)
第3章 秀吉の失敗が家康の台頭を招いた―教科書には書かれない豊臣政権崩壊の本当の原因(天下人・秀吉の最大の弱点とは?;統治を困難にする江戸の致命的な欠陥とは? ほか)
第4章 「関ヶ原」はなぜ一日で終わったのか―石田三成ら西軍の失敗に学ぶ(ねねが認めた家康の実力;家康に服従した前田家、反論を叩きつけた上杉家 ほか)
第5章 「謀略の天才」家康の天下統一の謎―三英傑が目指した「天下人」とは?(家康の権威づけは秀吉の真似;立場の逆転を認められなかった淀殿のプライド ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年、愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒業。TBS報道局(政治部)の記者時代に、『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二分五厘

18
歴史の辿った結果だけを羅列し、詰め込ませるだけの日本史教科書。結果だけを知っている自分達には、何故そうなったのか?が抜け落ちている。特に様々な群雄達の思惑が重なりあった末の戦国時代100年間の流れを、その視点で眺めてみると興味深い。わずかな幸運を逃さず、その全てを100%利用することで天下取りに結びつけた秀吉。そんな秀吉なのに、晩年は打つ手が悉く裏目に出た理由。信長や秀吉の失敗を教訓にしつつ、彼らのやろうとした突拍子もないことを実現させて、戦国を終焉に導いた家康。歴史教育で大切なのは『因果関係を知ること』2018/09/14

のぶりん

17
「なるほど、そういうい解釈ができるんだ!」が一杯あった。確かに大阪では人気の太閤さんは織田片から見ると大悪党。同じ天下乗っ取りの家康には井沢先生は好意を持って見てるのかな。やはり、元は信長の神になるところから国の統一支配が始まっていた。なるほどナルホドと多方面から見させていただいた。2021/07/23

Koichiro Minematsu

10
なぜ信長、秀吉、家康と続いた戦国時代があったのか。本著で明確に理解することができる。ほんとこの歳になって歴史の何故?は、この本だからこそ面白い。天下人から続く尊皇攘夷が、関ヶ原の戦いにあったとは。2018/04/12

getsuki

7
学校では教えてくれない戦国史、秀吉、家康編。これも既刊で触れているのが多いので復習に。最後のアマテラスからアズマテラスへが印象的でした。2017/11/24

すうさん

4
本書は秀吉~家康時代を中心に戦国を語り、信長は省かれている。同じタイトルの文庫本を読んでいたのだが、なぜか少し内容が違ってかなり偏っている。本書を読んで感じたのは、二人とも権謀術数に長けていたから天下が取れたのだという事。信長は天下取りのパイオニアだったが、秀吉も家康もそれをじっと見て良いところを取り込み、周囲の状況をじっくり観察しながら武力というよりも心理戦で人々を掌握していった。いや戦で結果をつけるために心理戦や経済政策を駆使していたと思った。それと現代社会にも通じ「権威」と「権力」とは何かも学べる。2019/11/27

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