PHP新書<br> クルマを捨ててこそ地方は甦る

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クルマを捨ててこそ地方は甦る

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569836959
  • NDC分類 537.04
  • Cコード C0234

出版社内容情報

クルマを捨ててこそ、地方は甦る! 「地方にクルマは不可欠」という我々の常識を覆す、多数の事例に裏付けられた画期的地方創生論!

内容説明

日本人のほとんどが、田舎ではクルマなしには生きていけないと考えている。ゆえに、日本の地方都市は「クルマ」が前提になってできあがっている。しかし、今地方が「疲弊」している最大の原因は、まさにこの、地方社会が「クルマに依存しきっている」という点にある、という「真実」は、ほとんど知られていない。本書では、そうした「クルマ依存」がもたらす弊害を理論的に明らかにした上で、富山市のLRT(ライト・レイル・トランジット)導入を中心とした「交通まちづくり」の例や、川越の歩行者天国、京都市の「歩くまち京都」の取り組み事例などを参考に、「脱クルマ」を通して地方を活性化していく驚くべき手法を紹介する。

目次

第1章 道からクルマを追い出せば、人が溢れる
第2章 クルマが地方を衰退させた
第3章 クルマを締め出しても、混乱しない
第4章 「道」にLRTをつくって、地方を活性化する
第5章 「クルマ利用は、ほどほどに。」―マーケティングの巨大な力
終章 クルマと「かしこく」つきあうために

著者等紹介

藤井聡[フジイサトシ]
1968年奈良県生まれ。京都大学大学院教授(都市社会工学専攻)。京都大学大学院工学研究科修了。東京工業大学教授、イエテボリ大学心理学科客員研究員等を経て、現職。第2次および第3次安倍内閣・内閣官房参与(防災・減災ニューディール担当)。専門は公共政策に関わる実践的人文社会科学。2003年に土木学会論文賞、05年に日本行動計量学会林知己夫賞、07年に文部科学大臣表彰・若手科学者賞、09年に日本社会心理学会奨励論文賞、10年に日本学術振興会賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

46
クルマをやめると幸せになる。そう聞いて、なんと精神論的な本か…とビックリしたが、数々のデータを見るとなんとなく納得。たとえば、車道がなくなることによら、子と親が手を繋ぎ横並びに歩ける…赤ちゃん連れは抱っこしなくてもよくなり、負担が軽くなる…そういったことが幸福感を感じさせるというのは、面白い視点。ただその視点の転換に頼りすぎ、こじつけ感も多々。2017/12/21

おかむら

36
事例が富山と京都。その地方の中核都市というかデカ目の街の話なのでその他の田舎の住民にとってはあんまし説得力が無いというか…。実際クルマないと困るしなに言ってんのーって感じだよ。でもクルマの維持費の話はビックリ。ヴィッツクラスでも1日あたり最低1500円(車両費含め)だって! そんなにぃ? なので大都市圏に住んでてレジャーでしかクルマ使わない層は手放すいいきっかけにはなると思ったよ。2018/02/28

さきん

34
ただ車を使うなと言っているわけではなく、歩きで済む生活圏まで車が侵入していることが問題だという趣旨。それでも日本を代表する産業にもの申すわけだから、良く書いたなと思った。歩行者天国、富山県の路面電車を事例に地方の富が中央やグローバル企業にダダ漏れしないような社会システムを考察している。2018/11/22

川越読書旅団

34
モータリゼーション(人々の車依存)とシャッター街の現出を非常に論理だって説明しており、一見車の排除が街の活性化につながるような錯覚を憶えるのだが、そもそも日本の労働人口の10人に1人は直接的、間接的に車産業に関わっている事実の言及がない事や、使用されている統計資料である「笑顔率」や「たのしい気分率」に客観性があるのかが非常に疑問。2018/01/28

kubottar

29
クルマに依存しすぎると郊外型の生活になり、大規模店舗であるグローバルなチェーン店にしか行かなくなる。確かにコストコやイオンなどでお金を落としたら、地元に回る金が少なくなるだろう。それに1kmもない場所に行くのさえもクルマを利用していたら、運動不足で返って体に悪い。昨今は「若者の車離れ」と言われているが、そちらのほうがいいのかもしれない。2019/11/22

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