出版社内容情報
あの上杉や武田と対峙して関東制覇をなし遂げた「戦略力」。圧倒的な「領国統治力」。戦国最強の「実力派大名」の実像を生き生きと描く。
内容説明
北条五代の中でも傑出した事績を上げ、北条氏を躍進させた三代目北条氏康。河越合戦における天才的軍略、民を重視する理想的内政などの卓抜した手腕は、同時代を生きた謙信、信玄が最も恐れたものでもあった。江戸の泰平の礎を築いた、稀代の名将の素顔を生き生きと描く意欲作!
目次
第1章 宗瑞と氏綱
第2章 若獅子登場
第3章 三代当主氏康
第4章 覇者への道
第5章 関東の覇権
第6章 氏康最後の戦い
第7章 滅亡への道
著者等紹介
伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学社会科学部卒業。2007年、『武田家滅亡』(角川書店)でデビューし現在に至る
板嶋恒明[イタジマツネアキ]
東京都中央区生まれ。学習院大学経済学部卒業。メーカーの商品企画、マーケティング部門勤務を経て、歴史ライターとして戦国期から江戸期にかけての各種記事の執筆、監修に従事する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
41
北条氏康を中心に北条五代の歴史を簡潔に書いています。北条氏の治世を民を守る善政としてとらえています。ラストの国際社会の話はやや飛躍しすぎかなと感じました。2022/07/03
中島直人
37
(図書館)北条早雲と並ぶ北条五代の英雄、北条氏康。政治にも戦争にも優れていたことが良く分かる。ただ、新書サイズだから致し方ないが、内容が薄すぎて物足りない。また、負けた側は、ここまで蔑ろにされてしまうのかと、歴史の怖さを改めて思い知る。2018/02/02
roatsu
32
名君と称えられる三代・氏康公の生涯と事績に焦点を当てつつ、戦国時代に約百年に亘り関東で繁栄した北条家の特異な興亡史を紐解く一冊。北条びいきには実に面白く、同家を鏡に捉え直す同時代の武田、上杉、織豊等勢力の姿も興味深い。地味でも着実に成果を上げる者は目立たぬが故にその凄さを評価されず、逆に一つの失敗で水に落ちた犬を叩くが如く騒がれるのが世の常で、北条家はこの典型で大分損をしているが本書が提起するような現実的で巧みな内政・外交・戦争政策は早雲寺殿廿壱箇条の様な普遍的な人生・処世訓と共に現代でも大いに顧みる価値2017/11/04
YONDA
28
新書なのであまり詳しくは書かれていないが、北条氏入門書としては最適である。伊東さんの北条愛がそこかしこに感じられる。あとがきにも書いてあるが、さらに詳しく知りたければ伊東さんの「戦国北条記」を読んでください。私はすでに既読済みだったので、こちらの本は買う必要なかったと思いました。2017/10/13
maito/まいと
26
戦国時代の関東を理想郷に変えた一族・後北条家。どの家も長続きするかどうかは二代目と三代目にかかっている。目立たないが礎をきっちり造った父・氏綱を引き継ぎ、信玄・謙信・義元と対峙していった三代氏康。その一代記が意外と少ないなか、新書で読める貴重本。後北条氏作品を数多く手がける伊東さんと歴史ライター・板嶋さんがタッグを組んだ本書は、学術系単行本に引けを取らない充実した内容。これで氏康の生涯と後北条家の魅力、さらには暗愚と言われている子・氏政の適正な評価言及もされており、後北条家全体の俯瞰もできるオススメな1冊2017/10/03
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