出版社内容情報
若者の教育問題から、超高齢化社会を迎える日本における老いと死の問題まで縦横無尽に語り合う異色対談。明日への指針がわかる一冊。
内容説明
「老後」と呼ばれるほど長生きできたとしたら、生きているだけで儲けもの。老人らしく生きる必要はない。自分らしく生きよう―。波瀾万丈の人生を送ってきた95歳の作家、瀬戸内寂聴に、ジャーナリストの池上彰が「老後の心構え」について聞く。超高齢化社会を迎える日本で、長生きすることは本当に幸せなのか?誰もが避けることのできない「老い」や「死」について考える。
目次
第1章 歳をとってわかったこと
第2章 寂聴さんが池上さんに聞きました。「トランプ大統領で、日米関係はどうなりますか?」
第3章 池上さんが寂聴さんに聞きました。「長生きは、幸せですか?」
第4章 寂聴さんが池上さんに聞きました。「男たちはなぜ、恋も革命もしなくなったのでしょう?」
第5章 池上さんが寂聴さんに聞きました。「子どもたちはなぜ、自ら命を絶つのでしょう?」
第6章 「老い方のレッスン」を始めませんか?
著者等紹介
瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年、徳島市に生まれる。作家、僧侶。東京女子大学卒業。1957年、『女子大生・曲愛玲』(新潮社)で新潮社同人雑誌賞、1961年、『田村俊子』(文藝春秋新社)で田村俊子賞、1963年、『夏の終り』(新潮社)で女流文学賞受賞。1973年、平泉中尊寺で得度受戒。法名・寂聴。1974年、京都・嵯峨野に「寂庵」を開く。1992年、『花に問え』(中央公論新社)で谷崎潤一郎賞、1996年、『白道』(講談社)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県に生まれる。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。慶應義塾大学卒業後、1973年NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。1994年より11年間、『週刊こどもニュース』でお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年にNHKを退職し、フリーのジャーナリストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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