PHP新書<br> 知的人生のための考え方―わたしの人生観・歴史観

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知的人生のための考え方―わたしの人生観・歴史観

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  • サイズ 新書判/ページ数 312p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569836508
  • NDC分類 159
  • Cコード C0295

出版社内容情報

人生をどうやって生きるべきか。いかに自己信頼と誇りを取り戻すか。知的生活の充実法から日本史への視座まで、著者の思索を集大成!

内容説明

人生をどうやって生きるべきか。いかに自己信頼と誇りを取り戻すか。日本の歴史をどう見ればいいのか―。“知の巨人”が遺した多数の名著から、思索のエッセンスを抽出。「自分探しの旅」「不確定性原理の意味」「小恍惚のすすめ」「自分ライブラリーのすすめ」「知的執筆術」「リソースフルのすすめ」「レトリックのすすめ」「精神の源流としての記紀」「和歌の前の平等」「言霊思想と言挙げせぬ国」「東京裁判史観からの解放」など、著者一流の知的生活への具体的なノウハウから、透徹した独特の歴史への視座まで、渡部人生学・歴史学を集大成。

目次

第1部 人生観を高めるための十五の視点(内的充実への生き方・考え方(「自分探しの旅」―「外からの規範」でなく「内からの規範」を求めて;近代科学思考からの自由―要素還元主義の弊害を超える ほか)
知的生活への生き方・考え方(自己探究としての知的生活―読書から築き上げる自己の思想と哲学;知的正直のすすめ―分からないことに対していい加減であるな! ほか))
第2部 歴史観を高めるための十九の視点(日本人の血に流れる精神(内なる伝統―日本人としてのアイデンティティーを探るために;精神の源流としての記紀―古事記と日本書紀は日本の貴重な宝 ほか)
国家としての日本の本当の姿(独自国家・日本―私たちがシナを「中国」と呼ぶのは変なこと;国体は変化すれども断絶せず―国家の中心に正統が座り続ける強み ほか))

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ4州の大学で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.Phil.(1958)、Dr.Phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、幅広く執筆。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞受賞。平成29年4月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

16
更々と読みやすい本であり、参考になる点もありました。特に第二章は面白かったです。2022/02/10

Åκ

5
何度も読み返す本を持つことの大切さを感じました。例え数冊でも、自分の蔵書を持つこと、それが自分のアイデンティティーだと教えられました。2017/09/03

オレンジ・スター

3
前半は渡部氏の人生観を高める視点。考え方、仕事への取り組み方、やり方について書かれている。とくに執筆を行う人にとっては、参考になる業が解説されている。多くの著書をもつ渡部氏の時間の使い方は、どの仕事においても使えると思う。 後半の歴史感は、戦後、弱気になっているが、日本の伝統と歴史、日本人の誇りについて前向きになれる内容。渡部昇一さんの集大成といえた2本柱です。読みごたえがあった。2017/07/31

良さん

2
日々の生活のちょっとしたところに自己実現のヒントが隠れていると思う。読書の幅も広げたいが、特に日本史を勉強し直して、正しい日本観・歴史観を持ちたいと思った。 【心に残った言葉】私たち日本人は、日本が古来から蓄え高めてきた「伝統」を、新しい文明とともに、世界の多くの人々のために役立つように広めていく責任が生まれてきます。(300頁)2017/09/26

askmt

0
英語学と知的生活の人と思っていたが、日本史にも手を伸ばしていたとは知らなかった。内容の妥当性はともかく対象に対峙する際の姿勢・スタンスがさすがに知性的である。2017/10/30

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