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出版社内容情報
月刊誌『PHP』で大好評だった年配著者の記事を書籍化。不安なときや苦しいときも、「いい言葉」が、心を強く豊かにしてくれる。
『PHP』編集部[ピーエイチピーヘンシュウブ]
内容説明
心が穏やかになる、生きる力が湧いてくる達人たちの言葉の贈り物。
目次
1章 やさしいけれど、強い人の言葉(かなり、うまく、生きた!―遠藤周作(作家)
言葉に生かされて―星野富弘(詩人)
理解されない淋しさ―渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長) ほか)
2章 幸せを見つける言葉(人生と言葉―森本哲郎(作家、評論家)
言葉は怖ろしい―向田邦子(脚本家、作家)
あなたのお蔭です―橋田壽賀子(脚本家) ほか)
3章 人生を支えてくれる言葉(定まった座右の銘はないけれど―財津和夫(作詞・作曲家、歌手)
処する―三浦綾子(作家)
「君を育てる」、先輩のひと言が支えだった―草野仁(テレビキャスター) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
59
PHPに掲載された26人の著名人のエッセイ。1965年から2015年までのものでもう亡くなられた方の言葉もありました。どれもなるほどと思う言葉ですが、とりわけ、仲代達也さんの「切り捨て」のすすめが心の残りました。してみたいと思うことは無限に多いけれど、持ち時間は無限ではない。何かをすることは他の何かをあきらめること。心底、本当に欲しいものを選び出してそれに徹してみる。2017/04/04
かおりんご
30
エッセイ集。私にはまだ早い言葉たちでした。遠藤周作さん、曽野綾子さん、三浦綾子さん、向田邦子さん、渡辺和子さん、手塚治虫さんらの話が納められています。中でも、さだまさしさんの話は泣かせます。人に親切にする心、私も大事にしていきたいです。鬼籍に入られた方の話も多く、こうして本になってよかったなと思いました。2018/12/23
あお
3
向田邦子さんの「言葉は恐ろしい」、さだまさしさんの「急行列車」が印象的でした。財津和夫さん渋くてステキ。更年期障害だったのですね。PHPの小さい本いつも盆休みとかコンビニで気になってました。雰囲気がつかめました。2017/09/27
スリカータ
1
遠藤周作さん、大島渚さんなど、既に亡くなった方からの寄稿があり、独特の雰囲気が漂います。全て読み終えてから、そうかPHPだったのか…と改めて思いました。50代バージョンも読んでみたいと思います。2016/10/13