出版社内容情報
「私にやらせてください」――山本酒店のオーナーが送った手紙からコンビニ1号店が豊洲に誕生する。流通と物流革命、新商品開発のドラマ。
山本憲司[ヤマモトケンジ]
セブン-イレブン1号店オーナー
内容説明
父の死をきっかけに、19歳で家業の酒店を継ぐも将来の展望が持てず、アメリカ生まれのコンビニ店へ商売替えを決意。自らの熱い思いを本部への手紙に託した結果、セブン‐イレブンの国内1号店に選ばれる。1974年5月、東京・江東区に日本初のコンビニがオープン。以来43年、これは、著者が同店を日本有数の繁盛店に育て上げるまでの奇跡のストーリーである。後ろから入れる「リーチイン・クーラー」、「ロックアイス」「プルトップ缶」などの提案から、雨の日対策、ひと手間かけると売れる商品まで、現場から生まれた「より売れる」アイデア満載。「売る人」も「買う人」も楽しめる一冊。コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げるセブン‐イレブン1号店のオーナーが、いま明かす「強さの秘密」!!
目次
第1章 一六坪の出発(初めてのお客様;嬉しい誤算 ほか)
第2章 日々是発見(いくら売り上げれば健全経営か;お風呂帰りのお客様が買うもの ほか)
第3章 コンビニ商いの鉄則(コンビニ経営の成否は発注にあり;お客様の頭の中から店が抹消されるとき ほか)
第4章 接客の心得(理想の店を実現するための「四原則」;私が朝起きてまず鏡を見るわけ ほか)
第5章 一所懸命(地域社会に根を張る;これから開業しようと思う人へ ほか)
著者等紹介
山本憲司[ヤマモトケンジ]
1949年、東京・江東区豊洲生まれ。明治大学付属中野高校を経て、67年、明治大学経営学部に入学。69年、父の死去にともない大学を中退し家業の酒店を継ぐ。しかし、将来性に疑問を持ち、当時アメリカで始まったコンビニエンスストアという業態に興味を抱く。73年、イトーヨーカ堂と米サウスランド社が提携して日本でコンビニを展開することを知り、加盟店の名乗りを上げる。翌年、酒店を改装し、セブン‐イレブン1号店として開業。以来、現場から数々の提言をおこない、セブン‐イレブン発展の一翼を担った。現在、豊洲に6店舗を経営。93年よりセブン‐イレブン記念財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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