PHP新書<br> セブン‐イレブン1号店繁盛する商い

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セブン‐イレブン1号店繁盛する商い

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569832852
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C0234

出版社内容情報

「私にやらせてください」――山本酒店のオーナーが送った手紙からコンビニ1号店が豊洲に誕生する。流通と物流革命、新商品開発のドラマ。

山本憲司[ヤマモトケンジ]
セブン-イレブン1号店オーナー

内容説明

父の死をきっかけに、19歳で家業の酒店を継ぐも将来の展望が持てず、アメリカ生まれのコンビニ店へ商売替えを決意。自らの熱い思いを本部への手紙に託した結果、セブン‐イレブンの国内1号店に選ばれる。1974年5月、東京・江東区に日本初のコンビニがオープン。以来43年、これは、著者が同店を日本有数の繁盛店に育て上げるまでの奇跡のストーリーである。後ろから入れる「リーチイン・クーラー」、「ロックアイス」「プルトップ缶」などの提案から、雨の日対策、ひと手間かけると売れる商品まで、現場から生まれた「より売れる」アイデア満載。「売る人」も「買う人」も楽しめる一冊。コンビニ激戦区で1日200万円を売り上げるセブン‐イレブン1号店のオーナーが、いま明かす「強さの秘密」!!

目次

第1章 一六坪の出発(初めてのお客様;嬉しい誤算 ほか)
第2章 日々是発見(いくら売り上げれば健全経営か;お風呂帰りのお客様が買うもの ほか)
第3章 コンビニ商いの鉄則(コンビニ経営の成否は発注にあり;お客様の頭の中から店が抹消されるとき ほか)
第4章 接客の心得(理想の店を実現するための「四原則」;私が朝起きてまず鏡を見るわけ ほか)
第5章 一所懸命(地域社会に根を張る;これから開業しようと思う人へ ほか)

著者等紹介

山本憲司[ヤマモトケンジ]
1949年、東京・江東区豊洲生まれ。明治大学付属中野高校を経て、67年、明治大学経営学部に入学。69年、父の死去にともない大学を中退し家業の酒店を継ぐ。しかし、将来性に疑問を持ち、当時アメリカで始まったコンビニエンスストアという業態に興味を抱く。73年、イトーヨーカ堂と米サウスランド社が提携して日本でコンビニを展開することを知り、加盟店の名乗りを上げる。翌年、酒店を改装し、セブン‐イレブン1号店として開業。以来、現場から数々の提言をおこない、セブン‐イレブン発展の一翼を担った。現在、豊洲に6店舗を経営。93年よりセブン‐イレブン記念財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カッパ

26
【122】329【◯】【感想】セブンイレブンって家の周りに沢山あるけど1号店ってどこ?いつ始まったの?と疑問にだったので読んでみた、1974年に豊洲にできたらしい。著者は1号店のオーナーだ。酒屋から転換する勇気はすばらしい。とはいえ、その後は客のニーズを考えて人を育ててここまできたのだと感じられる。発注が大切。求められているものを心地よく提供できるものが勝つのだろうか。2017/04/05

たか

9
著者はセブンイレブン1号店の店長。流通、経営などに興味なくてもコンビニ、特にセブンをよく利用する人は一読の価値あり。2017/03/31

Humbaba

8
コンビニエンスストアはたくさんある。そのため、一度信頼を失ってしまったら挽回の機会は回ってこない可能性も高い。ロスを出すのは確かにマイナスではあるが、それ以上にお客様からの信頼を失うデメリットは大きい。あの店に行けばかならずある。そのような印象を与えられれば、その効果はロスを補って余りある。2017/07/09

さまい

6
先日読んだ「コンビニチェーン進化史」にてセブンイレブン1号店の試行錯誤が紹介されていたので、店長ご本人が書いた本書も読んでみた。手記のような形式でサクサクと読み進めることが出来た。本書からは1号店のフランチャイズオーナー兼店長にも関わらず自店舗だけでなくセブンイレブン自体を改善しようとしていた当時の熱意が伝わってきた。アメリカから取り入れたコンビニ形態が今では日本式コンビニとして海外に逆輸出しているのはセブンイレブン本部だけでなく著者が1号店の店長をしていた功績も大きいだろう。2021/06/16

anken99

5
セブンイレブン、日本1号店のオーナーの物語。いまや、物販店として以上のインフラとしての機能すら持つようになったコンビニが、日本にどのようにフィットしていったかも知れて興味深い。半面、昨今はコンビニの営業時間短縮も取りざたされているように、実際の現場がかなり疲弊しているのも事実。そういった環境も「楽しく仕事をしたい」「お客様のために」という信念の下で成功を収めた著者のストーリーは、いろいろな人たちにとって参考になるのではないだろうか。2019/07/09

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