家電兄弟―松下幸之助と井植歳男

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家電兄弟―松下幸之助と井植歳男

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569832821
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

松下幸之助と井植歳男。関東大震災、昭和恐慌、財閥解体。幾多の困難を二人三脚で乗り越え、世界的企業を育てた熱き男たちの物語。

内容説明

「すごい二人」がいた!蒲柳の質ながら常に時代の先端を行く幸之助を、抜群の行動力で支えた義弟・歳男。関東大震災、昭和恐慌、戦争、そしてGHQによるいわれなき財閥指定…、幾度もの困難を乗り越えてパナソニックと三洋電機を創った二人の人生を直木賞作家が描く感動のノンフィクション・ノベル。

著者等紹介

阿部牧郎[アベマキオ]
1933年、京都府生まれ。京都大学文学部卒業後、会社員生活を経て文筆活動に入る。88年、『それぞれの終楽章』で第98回直木賞受賞。ミステリー、時代小説、歴史小説など幅広い分野で創作を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

21
松下幸之助は、和歌山出身ですが、あまりよい思い出がないということで、郷土への貢献もなく、若い人などは、出身者と、知らない人も多いです。東芝、シャープ、サンヨーと、我々世代には信じられないことが起こっています。が、いつの世にも苦難はつきもの。どう乗り切るかが読みどころです。今の家電状況を二人が見たら、どう動いたか?興味深いですね。 2017/09/20

toshi

6
井植歳男を中心とした現パナソニックの創成期の物語。最後に三洋電機創業期の話も少し。 何となくは知っていたけど詳しくはなかったのが、この本を読んではっきりした。 松下幸之助は「経営の神さま」と言われるので、彼が経営に専念し、井植が技術を担当していたと勝手に思っていたけれど、技術と経営を松下、営業を井植と言った感じで分担していたんですね。 雑誌の連載を加筆修正して本にしたと言うことだけど、そのせいか同じエピソードが何度も登場する。 1冊の本にするにあたって、その辺りをちゃんと修正して欲しかったな。。2022/10/20

ゆうゆう

5
松下電器と三洋電機、松下幸之助と井植歳男。義兄弟だったとは知らなかった。家電兄弟タイトルそのままだ。波乱万丈、苦労をともにして、社員一丸で今のパナソニックを作ってきた。特攻に疑問をもち、飛行機を作れないことが、若者の命を救う、生産が停滞することに安堵する経営者がどれだけ日本にいたのか、戦後の日本にいてくれたのか。戦争はよくないなぁ。しみじみ思う。2018/01/08

ハザマー

3
幸之助さんの本は数多いが、創業創業当時から義弟の井植歳男氏との関係を二人にスポット当てて書かれたものは珍しい。敗戦により経営者、専務が辞表だすことからサンヨーが誕生したこと、この兄弟が日本復興に与えた力は大きい。2017/08/15

snakedoctorK

3
戦争は悲惨。そこから立ち上がるのは大変なことだとあらためて思った。 松下電器と三洋電機は兄弟の会社でその根源はアディダスとプーマとは大違い。 三洋電機が松下電器の帰ってきたけれどもその流れは根っこを思うと哀しいなぁ、やっぱり。2017/08/14

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