出版社内容情報
「結婚し子供が欲しい」と願う女性が多い一方で、「産ませない」システムになっている日本社会。豊富な事例を元に打開策を探る。
内容説明
政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、真の働き方改革とは言わば「会社の魅力化プロジェクト」と説く。本書で取り上げた働き方改革先進企業では、改革を経て、低迷商品の売上V字回復、制約社員の活躍、職場の雰囲気改善などの成果が出ている。また、働き方改革は社会も変える。女性活躍・少子化改善・地方創生にも効果を発揮することが分かってきた。第一人者による、新しい働き方の理論とノウハウを徹底解説した1冊。
目次
序章 働き方改革の何が問題なのか
第1章 働き方改革はどうすれば成功するのか
第2章 先端事例に「働き方改革」の実際を学ぶ
第3章 現場から働き方をこう変える!
第4章 なぜ「実力主義」の職場はこれから破綻するのか
第5章 「女性に優しい働き方」は失敗する運命にある
第6章 社会課題としての長時間労働
第7章 実録・残業上限の衝撃―「働き方改革実現会議」で目にした上限規制までの道のり
著者等紹介
白河桃子[シラカワトウコ]
相模女子大学客員教授、少子化ジャーナリスト、作家。東京生まれ、慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。住友商事、外資系金融などを経て著述業に。山田昌弘中央大学教授との共著『婚活時代』(ディスカヴァー携書)で婚活ブームを起こす。少子化対策、女性のキャリア・ライフデザイン、女性活躍推進、ダイバーシティ、働き方改革などをテーマに著作、講演活動を行なう一方、「働き方改革実現会議」「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」などの委員として政府の政策策定に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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