PHP新書<br> 御社の働き方改革、ここが間違ってます!―残業削減で伸びるすごい会社

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PHP新書
御社の働き方改革、ここが間違ってます!―残業削減で伸びるすごい会社

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  • サイズ 新書判/ページ数 269p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569831527
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「結婚し子供が欲しい」と願う女性が多い一方で、「産ませない」システムになっている日本社会。豊富な事例を元に打開策を探る。

内容説明

政府の働き方改革実現会議で有識者議員を務めた著者は、真の働き方改革とは言わば「会社の魅力化プロジェクト」と説く。本書で取り上げた働き方改革先進企業では、改革を経て、低迷商品の売上V字回復、制約社員の活躍、職場の雰囲気改善などの成果が出ている。また、働き方改革は社会も変える。女性活躍・少子化改善・地方創生にも効果を発揮することが分かってきた。第一人者による、新しい働き方の理論とノウハウを徹底解説した1冊。

目次

序章 働き方改革の何が問題なのか
第1章 働き方改革はどうすれば成功するのか
第2章 先端事例に「働き方改革」の実際を学ぶ
第3章 現場から働き方をこう変える!
第4章 なぜ「実力主義」の職場はこれから破綻するのか
第5章 「女性に優しい働き方」は失敗する運命にある
第6章 社会課題としての長時間労働
第7章 実録・残業上限の衝撃―「働き方改革実現会議」で目にした上限規制までの道のり

著者等紹介

白河桃子[シラカワトウコ]
相模女子大学客員教授、少子化ジャーナリスト、作家。東京生まれ、慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。住友商事、外資系金融などを経て著述業に。山田昌弘中央大学教授との共著『婚活時代』(ディスカヴァー携書)で婚活ブームを起こす。少子化対策、女性のキャリア・ライフデザイン、女性活躍推進、ダイバーシティ、働き方改革などをテーマに著作、講演活動を行なう一方、「働き方改革実現会議」「新たな少子化社会対策大綱策定のための検討会」などの委員として政府の政策策定に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいち

41
労働生産性を上げるとは、分母側の賃金を下げるか、分子側の付加価値を上げるか。労働時間の削減で賃金を下げたとしても、それは付加価値の減少に結びつくだけで意味がない、働く側のコミットメントが縮小するからだ。もちろん労働時間の削減は本丸なのだが、紹介事例では評価と報酬に手をつけ、労働時間と賃金のリンクを断ち切っている。マネジメント側にとって無価値だった働く者の社外の時間が、イノベーションの源になった、そう認識できるかがカギと感じた。◇政策決定の現場に関わると言葉が和らぐのだな、橋を架けないと前には進めないもの。2017/10/15

Miyoshi Hirotaka

35
私が就職した翌年に均等法が成立。一方、同世代の女性は進学先を短大にしたり、理系を選択しなかったりと、女性であることの不利を補う選択が普通だった。その後に経験した労使交渉では58歳から60歳への定年延長が重要課題で、長い議論を重ねた。一方、60歳から65歳への延長は驚くほどあっさりと決まった。労務問題は一世代前の常識が今の非常識。女性、中高年とスポットを当てる先が群盲像を撫でるように違うが、個別の議論は止め、大枠で議論すべき時が来ている。そうしないと組織はおろか、社会の再生産までもがおぼつかない段階に来た。2018/10/02

きょちょ

25
「働き方改革」っていうけれど、10~30年前から本書の内容と同じ取り組みをしている企業もある。ESという言葉も一時期はやったし。 政府主導で「働き方改革」を推進する羽目になったのは、業界や繁忙期等で難しい企業もあるかもしれないが、結局経営者の覚悟次第なので、経営者を本気にさせるためだろう。 今の管理職が、「長時間労働を経験してきたのでそれを是としている」とうのは違和感がある。実態は今の管理職ではなくその前か前々の世代がそうだったのでは? 最近は、成果に比した収入の増加が少ないのも大きな問題では? ★ 2017/10/28

ぷりん

20
なかなかなるほどと思う方法はなかったけど、始めないと始まりませんよね。働き方改革❗️2019/07/01

まる@珈琲読書

19
★★★★☆ ■感想:期待以上。役所とマスコミが変われていないというのは、同感。制度とムードをつくるところがこれでは・・・。自分のとこのブラック職場もなんとかしたいところ。マネジメントに期待できないのがネック。フランスは労働者保護が進んでいるようなので実情をヒアリングしてみたい。 ■学び:ダイバーシティ推進には、理解、納得、行動。効率化の三大悪は、①仕事の属人化、②会議が多い・長い・目的不明確、③過剰品質。お客様にも納得してもらう。 ■行動:少しずつ種をまく。2021/01/20

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