出版社内容情報
必修の「平和授業」、実はかなり高い研究水準……。世界大学ランキング100位以内をめざす、ローカル大学の実力と大胆な挑戦を語る。
山下柚実[ヤマシタユミ]
ノンフィクション作家
内容説明
少子化、運営費交付金削減により、国立大学にも生き残り戦略が求められる時代になった。そんな中、文部科学省は、「スーパーグローバル大学創成支援(タイプA)」として、世界ランキングトップ100を目指す力のある大学13校に補助金を出す制度を開始。この13校のうちの一つに、広島大学も選出された。実は広島大学は、論文被引用数で国立大学5位になるなど研究のレベルが高く、「平和科目」を必修とするという独自性も備えている。では世界トップ100に入り、さらに目標として定める「100年後も光り輝く大学」になるために必要なことは何か。ローカル国立大学の挑戦を綴る。
目次
序章 「真面目なローカル国立大学」の挑戦
第1章 「平和科目」を必修にしている大学
第2章 国立大学の現実
第3章 広島大学が誇る人文社会・教育系の力
第4章 未知の世界を探る
第5章 社会に役立つ研究
第6章 世界ランキング一〇〇位以内をめざす戦略
終章 越智学長かく語りき
著者等紹介
山下柚実[ヤマシタユミ]
作家、コラムニスト。五感生活研究所代表。東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。身体と社会との関わりに関心を持ち、「五感」を中心テーマに据えて取材を重ねてきた。第1回小学館ノンフィクション大賞優秀賞受賞。江戸川区景観審議会委員、元環境省・感覚環境のまちづくり検討委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やっち@カープ女子
Kentaro
ロア
ろくせい@やまもとかねよし
まさむね
-
- 和書
- キッドの運命 集英社文庫