島田裕巳の学校では教えてくれない仏教の授業

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島田裕巳の学校では教えてくれない仏教の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569831121
  • NDC分類 180
  • Cコード C0015

出版社内容情報

ブッダは実在しなかった。戒名のランクで死者の世界は変わらない――仏教にまつわる常識は間違いだらけ。目からウロコの仏教を講義!

島田裕巳[シマダヒロミ]
宗教学者

内容説明

ブッダは実在しなかった!仏教と神道の決定的な違いとは?戒名のランクで死者の世界は変わらない!日本人は無宗教ではない!仏教にまつわる常識は間違いだらけ!教科書には載っていない!目からウロコの20講義。

目次

第1章 日本の仏教は「ある宗教」―仏教と神道の決定的な違いとは?(日本人は本当に仏教徒?―日本の仏教徒は8967万人!?;日本人は仏教と神道とに棲み分けてきた―生を扱う神道、死を扱う仏教 ほか)
第2章 ブッダの仏教は消えた!―なぜ仏教は違うものに変わっていったのか(ブッダは実在しなかった!―「原始仏教と空の教え」から見る仏教;日本人に影響を与えた大乗仏教の教え―「南伝仏教」である部派仏教とはどう違うのか ほか)
第3章 日本仏教はこうして誕生した!―なぜ日本人は仏教を受け入れたのか(絶えずアップデートされた日本の仏教―日本に伝えられた仏教はどういうものだったのか;なぜ聖徳太子は仏教に詳しかったのか―太子信仰は仏教を世に広めることに役立った ほか)
第4章 なぜ仏教は「死」を多く語るのか―日本人の仏教的死生観(死者を「仏」と呼ぶ仏教の秘密―死は仏教における悟りに結びつく;戒名にはどうしてランクがあるのか―仏教の教えとは離れるお寺と死者の事情 ほか)
第5章 近代以降、仏教はどうなった?―神仏分離と新宗教で変わっていった仏教(なぜ天皇家は仏教を捨て、神道に変えたのか―明治維新の近代化政策に翻弄された天皇家の宗教;既成宗教と新宗教はどこが違うのか―在家仏教こそ日本仏教の一番の特徴である ほか)

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年東京生まれ。東京大学大学院人文科学研究課博士課程修了。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、NPO法人葬送の自由をすすめる会会長などを歴任。現在は作家、宗教学者、東京女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すうさん

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島田裕巳の本は結構読んでいて、いままで随分学ばせてもらった。特に現代における、世界の宗教の危機的状況なことも理解できた。欧米では伝統的なキリスト教徒は激減し、現世利益的で原理的なもので福音派が増えている。さらにはアジアではインドネシア、パキスタン中心に原理的なイスラム教が広がって、ヨーロッパでも将来はかなり広がる傾向にある。日本では都市化が進み葬式もやらなくなり、新興宗教も含めて仏教や宗教の危機的状況を迎えている。それに反して私の宗教的な興味はどんどん深まり、老後に向けて人生の羅針盤になりつつあるのだ。2016/12/18

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