出版社内容情報
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげる先生が教えてくれる、フツーの人生論とは、ひと味違う！ 本音の生き方のヒント、力の抜けた幸福論。
水木しげる［ミズキシゲル］
漫画家、妖怪研究家
内容説明
フツーの人生論とは、ひと味違う！本音の生き方のヒント、力の抜けた幸福論。
目次
第１章 人生と仕事（天国と地獄；人間の本質 ほか）
第２章 ふるさとの思い出と楽園への欲求（祖霊の足音；ふるさと ほか）
第３章 父母と妻子―家族とは（母ゆずり；父なくして ほか）
第４章 妖怪・魂・そして死について（妖怪・あかなめ；河童つき ほか）
第５章 人間図鑑―奇人・変人・怪人・偉人・凡人（アシスタント紳士録；つげ義春さんの魅力 ほか）
著者等紹介
水木しげる［ミズキシゲル］
１９２２年‐２０１５年。鳥取県境港市出身。漫画家、妖怪研究家、冒険家。太平洋戦争時、ラバウルで爆撃を受け左腕を失う。戦後、紙芝居画家となり、のちに貸本マンガに転じる。１９６５年、『テレビくん』で第６回講談社児童文化賞、２００７年、「のんのんばあとオレ」で、フランス・アングレーム国際漫画祭最優秀コミック賞受賞。１９９１年、紫綬褒章。２０１０年、文化功労者（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tbtmtk
1
水木先生があちこちに寄稿された文章を再編したもので、時系列はバラバラだが、70代を超えたあたりからのものがほとんどと思われる。 終盤に載っていた[人間ぎらい]という章が今の自分にしっくりきた。どこかで折り合いをつけて生きていかないといけないのだけど、疲れるよなぁ。2024/05/19
大臣ぐサン
1
『妖しい楽園』の改編版。大先生の過去のエッセイなど寄せ集めで、書かれた時期もバラバラなため結構戸惑う。自伝漫画ではお馴染みのエピソードも満載で大先生独特の文体も楽しめるので、初心者に最適。2019/02/28
HedgeHogs
1
・睡眠 ・二つの世界 ・身を委ねる2016/09/04
ちいくま
0
ひょうひょうと描かれてる文章だけど、かなーり悲惨でグロテスクな場面もあります。各エッセイの書かれた年代がばらばらに並べられているので、途中戸惑う箇所もあり。確かに、自分が育った田舎の子供時代、暗闇や妖怪は身近なものだったな…と思いだしました。2017/01/07
ミノムシlove
0
旅館のリラクゼーションルームにあったので、一夜で読み切り。水木さんのエピソードのなかでもあまり聞いたことのないものばかりで声をあげて笑う箇所あり説得力ある話あり、身につまされる話あり読みごたえがありました。一ヶ所だけ難をつけるなら、山羊と兎と雀がかわいそうだった。2020/02/01
