PHP新書<br> ママっ子男子とバブルママ―新しい親子関係が経済の起爆剤となる

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PHP新書
ママっ子男子とバブルママ―新しい親子関係が経済の起爆剤となる

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569830544
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

母親と驚くほど仲がいい「ママっ子男子」が急増中。バブル世代の母とさとり世代の息子、今時の親子像とその影響力を豊富な実例で分析。

原田曜平[ハラダヨウヘイ]
博報堂若者研究所アナリスト

内容説明

これまで日本では、母親と仲のよい男子は、「マザコン!」と糾弾される対象だった。しかし、それが近年、大きく変化している。等身大の目線でつきあえる友だちのような、上下関係の少ないフラットな母息子関係が当たり前のものになってきているのである。当の本人たちはその関係を「恥ずかしい」と思うどころか、大いにエンジョイし、同世代の女子たちも、そんな構図を好ましく思っている。そして、この「母息子」セットの消費が、低迷が続く日本経済の大きな起爆剤になる可能性さえ秘めているのだ―。「新たな親子関係」の魅力と可能性に迫る。

目次

プロローグ 急増するママっ子男子
第1章 ママっ子男子のリアル
第2章 ママっ子男子を生み出した美魔女ママの肖像
第3章 ママっ子男子の母親は、息子たちをどう見ているか
第4章 母+息子消費が日本経済の起爆剤になる
エピローグ 社会的抑圧から解放された母息子は魅力的だ

著者等紹介

原田曜平[ハラダヨウヘイ]
マーケティングアナリスト/博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。1977年、東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、(株)博報堂入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、現職。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

278
読メのTL上でこのタイトルを見つけたときの衝撃は忘れない。「うちだけじゃなかったんだ❗️」的な。というか、この本を手に取った9割は、思い当たる人たちなのでは。気になるのが、タイトルにあたる人たち(以下ターゲットと呼ぶ)の母体の大きさ。世の若者の半数以上を占めるように読めるが、その辺は曖昧。その性質から、ターゲットにややおもねる内容になっていたことも否定できない。ターゲットの社会的位置(年収や学歴)なんかも、もっと数値に頼って欲しかった。息子に読ませたい、日本語読めないけどな。2018/08/12

ワニニ

65
家のことか? 元々おしゃべりムスコだったけれど、反抗期はあり、時に闘いも激しかった。が、高校から入寮したせいか、すっかりタイトル通りな関係へ。離れているからかと思っていたら、周囲も、食事・買い物・旅行は特にホイホイ付いてくるという家多し。LINEも頻繁。しかし、喜ばしい反面、ややキモチワルい感じもして心配に。ところが、さすがにママ友にも話しずらかった恋愛相談の件等、これを読んだら安心した! 収穫(?) ただ、若者と母親集めてアルアル話をダラダラさせ、手軽くまとめ、強引に経済効果まで引っ張ったような印象も。2017/10/30

milk tea

34
違和感なく読めました。反抗期らしいものもなかったし、映画も食事もショッピングも一緒に行く。LINEもする。ひと昔より親との距離がちょっと近くなっただけのように思います。これはこれで良し!2018/08/14

としP

27
なんとなく気づいていたが、やはりそうだったか。「ママっ子男子」の存在だ。マザコンとは違う。マザコンは精神的にも母親にベッタリだが、ママっ子男子は、精神的に自立しているのである。この親子関係は、一言で言えば「親友」といったところだろう。映画にもショッピングにも2人で出かける。LINEもやる。さとり世代の若者は、バブル崩壊後の景気低迷期で育ってきた。なので、親に経済的に援助してもらっていることも、ママっ子男子の増加に寄与しているようだ。さとり世代同士の女子からだって、ママっ子男子は受け入れられてもいるのだ。2017/06/10

阿呆った(旧・ことうら)

21
マザコンとは違う、バブル世代のママ(消費意欲旺盛)と悟り世代息子(精神的に自立、母は財布役を兼ねる)について。1983年以降が悟り世代なので、私はギリギリ悟り世代2016/12/01

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