慰安婦問題の決算―現代史の深淵

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慰安婦問題の決算―現代史の深淵

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  • サイズ B6判/ページ数 399p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569830070
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0030

出版社内容情報

慰安婦問題とは一体なんだったのか。長く研究してきた著者の最新論文を集成。その他、現代史家としての論稿を収録する。

秦郁彦[ハタイクヒコ]
現代史家

内容説明

戦い続ける現代史家が、円熟の思考で展開した最新論争の記録!イデオロギーにとらわれない立場から、問題に深く食い込んでゆく、全58編。これぞプロの仕事を読む醍醐味。

目次

第1章 日・韓・慰安婦問題の春秋
第2章 朝日新聞の「大罪」
第3章 歴史戦争の時代
第4章 昭和天皇の光芒
第5章 歴史雑談あれこれ
第6章 「正論」の日々
第7章 書評と解説
第8章 身辺雑記

著者等紹介

秦郁彦[ハタイクヒコ]
1932年(昭和7年)山口県生まれ。現代史家(日本近現代史・軍事史)。1956年東京大学法学部卒業。同年大蔵省入省後、ハーバード大学、コロンビア大学留学、防衛研修所教官、大蔵省財政史室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。1993年度の菊池寛賞を受賞。2014年『明と暗のノモンハン戦史』(PHP研究所)で毎日出版文化賞を受賞。第30回正論大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たろーたん

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タイトルから余程のことが書いてあると思ったが、『正論』や『WiLL』に載せた評論のまとめだった。吉見義明への反論を期待したが、広義の強制性には答えられていないし、彼の論点が「強制連行」から「自由が剥奪された=性奴隷」に変わったとしているが、これにも致命的な打撃は加えられていない。朴裕河が言う通り、慰安婦の中でもグラデーションがあり、真っ黒から比較的白いものがある。秦の場合、その白い部分だけを切り取って「慰安婦たちは幸せそうでしょ」とし、黒いところは「彼女たちの証言のウラが取れていない」としてるだけ。(続)2024/09/27

depo

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慰安婦問題を中心として、その他雑誌等に寄稿した論稿を集めたもの。日韓合意の直後に出版されたものなので、「慰安婦問題の決算」という署名は「今度こそ一件落着に持ち込みたいとの期待感を込めた」からだったとのことだが、やはり韓国によって裏切られた。2020/03/12

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