出版社内容情報
与えても見返りを期待しない「ギブ&ギブ」。その真理に気づいたとき、風前の灯だった島は息を吹き返す! 自己啓発サクセスストーリー。
志賀内泰弘[シガナイヤスヒロ]
経営コンサルタント
内容説明
与えて、与えて、与え続けた先に目には見えない「信用」が手に入る!小さな島に降り立ったみすぼらしい異国の托鉢僧。その一見“奇妙”な言動が、崩壊寸前の小さな島に、大きな奇跡を巻き起こす!
目次
プロローグ 異邦人が島にやって来た
1章 傷物のミカン
2章 タルシルの説法教室
3章 すべての人が幸せになる「ぐるりの教え」
4章 動き出す多賀良島!
5章 嵐の夜の出航
6章 笑顔あふれる「宝の島」
エピローグ 「放てば手に満てり」
著者等紹介
志賀内泰弘[シガナイヤスヒロ]
24年間金融機関に勤務後独立し、作家、経営コンサルタントとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Take@磨穿鉄靴
48
ラン仲間からプレゼントしていただいた本。誕生日とかではないけど「自分がされて嬉しかったから私にも」という理由で先日この本ともう一冊いただく。もうそれだけでかけがえのない一冊。禅に関係する要素が強くフィクションのストーリーを通じてギブ&ギブについて語られていた。「放てば手に満てり」「叶うはよし、叶いたがるは悪しし」この辺りが大切なポイント。言うのは容易いが信じて実行に移すのはなかなか難しいと思う。ただ私はとても嬉しかったので同じように誰かにその人に合うであろう本を考えプレゼントしたい。★★★★☆2021/01/16
鬼平
9
よかったです。泣けます。2017/07/02
Hachi_bee
8
押しつけられるように借りさせられた本でしたが、大変面白く、2時間ほどで読了しました。「もしドラ」を読んでいるような気分。深く実践できたらステキ。エピローグはなくてもよかったと思うけれど、悪人は存在しないという形にまとめるなら必要か? 「なぜ、あの人の周りに人が集まるのか?」も本書も、文庫になったら手元に置いてもいいかな。2018/01/21
しんしん
8
「足るを知る」と「放てば満たり」を小説として感動的に書いてあった。 私は生きていてたくさんのギブを頂いている。 周りの人に心からのギブをしよう。2016/10/08
Kenta
7
ぜひ、いろんな人に読んでもらいたい本だと思った。 与えることがこんなにも大切だとは、自分は初めて知った。 自分のことばかり考えすぎてしまうのではなく、相手のことや周りのことをもっと考えることができる人間になりたい。2017/03/19