出版社内容情報
杉本家十代目当主で料理研究家である著者がおすすめする、人に贈る「おもたせ」と、日常愛用する食と品々をエッセイとともに紹介。
【著者紹介】
料理研究家、杉本家十代目当主
内容説明
旧家の暮らしに息づく上品な品々と、おだいどこに伝わる先人の知恵。旧家好みの菓子と贈りもの選びのコツ。酒、お茶、お茶菓子、ご飯のお供―入手できる逸品を紹介。
目次
１ 京町家杉本家の食のつれづれ（うちとこは京町家；間取りと暮らし ほか）
２ 常の日のごはん（食べもん覚え書き；京の朝ごはん「お茶漬け」 ほか）
３ おだいどこのお道具類（料理の道具；おくどさんと羽釜 ほか）
４ ハレの日のごっつぉ（旧暦の暮らしとならわし；お酒のこと ほか）
５ 心を伝える京のよきもの（お中元とお歳暮のならわし；わたしの贈りもの選び ほか）
著者等紹介
杉本節子［スギモトセツコ］
京都市生まれ。公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長、料理研究家、エッセイスト。和食文化に詳しく、京都の年中行事と食文化研究、伝統食を継承。テレビ出演、食育活動、食文化展示監修、料理講師、講演、大学客員教授、企業・店舗メニュー監修など幅広く活躍（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
京都と医療と人権の本棚
感想・レビュー
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まゆ
4
作者とこの杉本家についてのNHKのドキュメンタリーの放映を見たことがあり、図書館で借りる。その放映でも感じ、京都で働いていた時にも感じた独特の排他性と狭さを本書にも感じる…。地元の人が信じる京ブランドの参考書としてなら参考にできるかも、本当のことをこの人が書いてれば。いや、京都はすごいんですけど、「うちとこ」とか京言葉で書く必要ないやろ。。2016/04/30
松子
1
京都の歴史ある商家での暮らしについて書かれている。 暮らしの中での京都の華やかな面と堅実な面。 そして、丁寧な暮らしにについて自分の家（先祖から脈々と続くもの）の決まり事などが、道徳の語り口で述べられている。機会があれば、一度杉本家に訪れてみたいと思う。2017/06/11
Goya
1
★★★2016/05/01
チョビ
1
この食生活は糖尿病患者には向かないけど、本来はこのくらい粗食であれば病気にならないんでないかなあ？とも思うわけです。また、暮らしそのものもハレだろうケだろう、先祖代々の「贅沢品」がゴロゴロでてきて、毎日がお祭りみたいなおうちにただただ唖然。2016/04/14
