出版社内容情報
将来への不安、複雑な人間関係などが常につきまとう生きづらい世の中をどう生きるかを、浄土真宗本願寺派・前門主が指南する書。
【著者紹介】
西本願寺前門主
内容説明
不安や迷いは当たり前。背伸びせずに毎日を精いっぱい生きればいい。西本願寺前門主が語る、こころ豊かな生き方のヒント!
目次
1章 こころ安らかに生きるために
2章 素直に生きるために
3章 幸せに生きるために
4章 元気に生きるために
5章 手を携えて生きるために
6章 困難に負けずに生きるために
著者等紹介
大谷光真[オオタニコウシン]
1945年京都府生まれ。東京大学文学部卒業、龍谷大学大学院修士課程修了、東京大学大学院修士課程修了。77年、浄土真宗本願寺派第24代門主に就任、2014年6月に退任。全日本仏教会会長を3期務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トクン…
9
▶︎自分探しはしなくていい。自分とは何かに取り組み成長し人生を充実させていく過程そのもの。焦って今を否定したり、今以外のどこかに自分を探して迷うより今としっかり向き合うことが大切。自分というものは流動的。固定的に捉えない方が良い。▶︎人は進歩することを目指している。収入や功績といった外から見える進歩と内面の心の進歩がある。心の進歩とは、他の人と比べてより良い人間になるということでなく、自分がいかに至らなくて自己中心的なのか気づくこと。実るほど頭を垂れる稲穂かなと詠むように、他人に対して自然と謙虚になる。2021/08/27
セーラ
1
人生は平らな道ばかりではない。でこぼこ道があって当たり前。そして、周りの人が自分の思い通りに動いてくれないのも当たり前。自分自身でさえ全て自分の思い通りになるわけではないのだから。そんな「当たり前」のことが理解できた時に、これまで生きてきた(生かされていた)こと、支えてくれた人や物たちに対して心の底からの感謝の念が湧いてきました。2016/01/03
いのちゃん
0
いろんな人がいて、いつも心穏やかでいられるわけじゃないけれど、みんな感情を持った人間なんだなぁと思えば、少しは心に差した暗い影を白に近付けられる。少なくとも、グレーぐらいにはできる。そして、自分は何をするべきか考えられるし、何を言えばいいのか何も言わなくていいのか?考えることができる!それが自分の人生を大切にすることに繋がると思う(๑´ڡ`๑)2018/02/06