出版社内容情報
昭和天皇の本当の気持ちは、その和歌にのみ託されている。生涯を通じての御心の変遷を、王朝和歌研究の第一人者が読み解く。
【著者紹介】
国文学博士(Ph.D)
内容説明
今、初めて、よみ明かされる昭和天皇の真―
目次
序章 “先の大戦”に、終戦の“御聖断”から“天皇となされての普遍性”へ
第1章 叙景歌に象徴される歴史
第2章 神祇歌による“祈り”
第3章 「国の夜明け」新憲法から、「君民體ヲ一ニス」民と一体となられての日本再生へ
第4章 「平和条約」独立後の“国創り”吉田茂への大御心
第5章 昭和天皇御本来のお姿へ“大御心の普遍性”
第6章 昭和天皇最晩年の御境地 祈りと御慶び 憂いと御無念 感性と美意識
終章 天皇の永遠性 範となされた天智天皇 思慕された後鳥羽上皇
著者等紹介
秦澄美枝[ハタスミエ]
日本文学家(研究者・作家・歌人)。博士(学術)Ph.D.山田流箏曲教授、秦珠清。『和歌戀華抄 WAKA RENGESYOU』(澄美枝・アカデミー出版 1998年)にて、2003年に日本文藝振興会主催 第21回日本文藝大賞古典文学功労賞受賞。聖心女子大学大学院・早稲田大学大学院で日本文学を研究。現在、1992年創立 澄美枝・アカデミー代表。一般社団法人日本ペンクラブ、公益社団法人日本文藝家協会会員。三笠宮彬子女王殿下が設立・総裁をお務めの一般社団法人心游舎にて日本文化の教育・普及活動を賛助(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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