出版社内容情報
易経はたんなる「占い」ではない。人生にとって最良の「羅針盤」である。未来を拓く陽転思考、兆しの見つけ方を丁寧に解説した一冊。
【著者紹介】
株式会社ルネッサンス・ユニバーシティ代表取締役
目次
第1章 なぜ、今「易学」なのか?(「君は運が強いか」;困難を克服し、夢を実現するために必要なこと ほか)
第2章 易の世界観―陰陽とは何か、八卦とは何か(易と陰陽思想;八卦の基本は「天」と「地」 ほか)
第3章 易の実践―六四卦を知り、占断する(立命の「陽転易学」の実践;散らかった机、だらしない服装の弊害 ほか)
終章 易が教える開運十徳(易はいつもあなたの背中を押してくれる;第一=陽転思考の徳 ほか)
著者等紹介
小田全宏[オダゼンコウ]
株式会社ルネッサンス・ユニバーシティ代表取締役。NPO法人日本政策フロンティア理事長。認定NPO法人富士山世界遺産国民会議運営委員長。アクティブ・ブレイン協会会長。1958年、彦根市生まれ。東京大学法学部を卒業後、公益財団法人松下政経塾に入塾。松下幸之助の指導のもと、一貫して人間教育を研究。1991年、株式会社ルネッサンス・ユニバーシティを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
9
陽転易学って何?と興味を引いたのだけど、なんのこっちゃない易の特性である「〜という結果が欲しければ〜すべし」ということを各卦の説明とともになされているだけだった。2022/08/06
ぷらんとぱいん
0
意思決定の精度を高める分析ツールとしての易経。望む未来を掴み取るために、行動を吟味した後で、現状や行動の行末の性質について分析する。易はとても数理的な営みだと思う。行為自体はくじ引きで、何故それで分析できるのかはよく分からない。著者はユングを引き合いに出しているけど、むしろ突き詰めれば0と1の集積のみで統計から画像処理、音楽再生までこなすコンピュータと本質は同じではないか。世界を記述する演繹的なフレーム。仕組みを完全に理解することにこだわらなくても良いと思う。ようは有益に使いこなせるかどうかだ。2017/06/10
WITHWIND
0
ふと目に入ったので購入した本。分厚い本なので易経についてつらつら書いてあると思ったら、卦の説明が大半でした。著者が本職の方ではないので、内容的に物足りない人もいるかもしれないが、個人的には非常に読みやすく理解しやすい内容でした。簡単な占断の方法も書かれているので、実際に実践する事も可能。別途「99.9%は仮説」という本も読んでいるが、占断にしろ科学の仮説にしろ、「筋が違う」と話にならないな、というのが実感。逆に言うと「どうやって筋を合わせるか」という点が腕の見せ所であり「自分次第」。2016/07/18
わかば
0
人生で起こるであろうと思われる64パターンの、人生の岐路での必要な対応をするにはどうすればいいのか。それを学ばせてもらった。 覚悟を決める、忍耐する、受け入れることなど、学ばせていただいた。引き続き、もっと深く易経を学んでいきたいと思う。2023/07/23
Yoritoku Nakagawa
0
表題のとおり人生の教科書というにふさわしい内容だった。 2022/08/10