出版社内容情報
プラトン、ルソー、カント、ニーチェ……。世界の混沌を前に、日本人が西欧近代的価値観を問い直し、自前の考え方を確立する手引き書。
【著者紹介】
批評家、国士舘大学客員教授
内容説明
西欧思想の巨人群に対して私たちが抱いているイメージは正しいのか。世界の混沌を前に、日本人が自前の考え方を確立するための手引き書。
目次
プラトン―哲学史上最大の詐欺師
ナザレのイエス―社会秩序に対する天才的な反逆者
ニッコロ・マキャヴェッリ―日本人が最も学ぶべき現実主義者
ガリレオ・ガリレイ―「魂が関わらない領域」だけを追究した思索者
ルネ・デカルト―「われ思う、ゆえにわれあり」の誤謬
ジャン・ジャック・ルソー―禁欲的で古典的な共同体主義者
イマヌエル・カント―痩せた人間認識に基づく道徳主義者
チャールズ・ダーウィン―「悠久の自然」への畏敬の念
カール・マルクス―ロマン主義的情熱と徹底した論理的頭脳の共存
フリードリッヒ・ニーチェ―日本人が彼をもてはやす不思議さ
ジークムント・フロイト―思想家としての「功」と、分析医としての「罪」
ルードヴィヒ・ウィトゲンシュタイン―哲学へのこだわりを破壊した生涯
マルティン・ハイデガー―その「死の哲学」は普遍的な説得力があるか?
著者等紹介
小浜逸郎[コハマイツオ]
1947年、横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家、国士舘大学客員教授。家族論、教育論、思想、哲学など幅広く批評活動を展開。また2001年より連続講座「人間アカデミー」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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