出版社内容情報
終戦直後、57歳で社長になり、たった16年で2つの巨大製鉄所を作り上げた男がいた。川崎製鉄社長・西山彌太郎の姿を描く至高の評伝。
【著者紹介】
東京理科大学教授
内容説明
今だからこそ、この生き様に学べ!学生時代に目立たなかった男が、戦後、57歳で川崎製鉄の社長となり日本中が驚嘆した最新鋭の大型製鉄所をつくってみせた―。「彼がいなければ“日本の奇跡の成長”は5年は遅れたであろう」といわれる名経営者の真実を描き出す、感動の評伝。
目次
序章 高度成長のパイオニア
第1章 鋼になった石―生い立ちから製鋼課長まで
第2章 銑鋼一貫の夢―製鋼課長から製鉄所長まで
第3章 壮大な構想、そして突進―川鉄独立から千葉一号高炉定礎まで
第4章 夢実現への険阻な道―高炉建設から銑鋼一貫体制の実現まで
第5章 休むことを知らないエネルギー―すぐに水島へ
第6章 未来へのバトンタッチ―後継者指名の苦悩
第7章 高い志、低い目線、不屈の実行力―経営者としての彌太郎
第8章 誠実、敢闘、そして情―彌太郎の人となり
終章 なぜ彌太郎は大きな経営者に育ったか
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
1945年、愛知県生まれ。1967年、一橋大学卒業。1969年、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。1972年、カーネギー・メロン大学経営学大学院博士課程修了、Ph.D.取得。1985年、一橋大学商学部教授。1994年、一橋大学商学部長。2008年、東京理科大学総合科学技術経営研究科教授、同研究科長。現在、東京理科大学イノベーション研究科教授。一橋大学名誉教授。日経・経済図書文化賞“Adaptive Behavior:Management Control and Information Analysis”、経営科学文献賞『経営戦略の論理』、日経・経済図書文化賞『日本企業の多角化戦略』、日本公認会計士協会中山MCS基金賞『日本型コーポレートガバナンス』を受賞。2005年、紫綬褒章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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