出版社内容情報
「尖閣諸島は歴史的に見れば日本のもの。でも、中国はあの島を必要としている」など、政府高官から労働者までリアルな本音を紹介。
【著者紹介】
ジャーナリスト
内容説明
「習近平のやり方では、世界から見放され中国が孤立してしまう」と危惧する共産党上層部。「私は戦争が始まったら軍を除隊しようと思っている。多くの人がそう考えている」と打ち明ける軍の中間管理職。「日本人の凄い潜在力の源は、忠誠心や愛国心」と考える香港人。そのほか、外資系ビジネスマン、黒子(無戸籍の人々)、マフィア、さらに農民、周辺民族に至るまで、あらゆる階層の中国人が著者に本音を語った。彼らの多くは中国共産党に強い不満を持ち、日本への羨望を口にする者も少なくない。大国の実像を知り、今後の行方を占うために、彼らの生の声にぜひ触れてもらいたい。
目次
第1章 知っておきたい現代中国の身分制
第2章 中国共産党上層階級による習近平批判
第3章 企業家と都市生活者の本音
第4章 日本を哀れむ農民、反日デモを利用する黒社会
第5章 怒れる「自治区」の住民たち
第6章 なぜ日本には反日中国人しか伝わらないのか
著者等紹介
宇田川敬介[ウダガワケイスケ]
1969年東京都生まれ。94年中央大学法学部卒業、マイカルに入社。法務部にて企業交渉を担当。その後98年に初の海外店舗「マイカル大連」出店。共産党上層部から店の従業員や取引業者まで、あらゆる階層の中国人と懇意になる。マイカル破綻後に国会新聞社に入社、編集次長を務めた。退職後ジャーナリスト・作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shincha
Kentaro