PHP新書<br> ほんとうは共産党が嫌いな中国人―「日本羨望」「反体制」の本音を語った

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ほんとうは共産党が嫌いな中国人―「日本羨望」「反体制」の本音を語った

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569826783
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「尖閣諸島は歴史的に見れば日本のもの。でも、中国はあの島を必要としている」など、政府高官から労働者までリアルな本音を紹介。

【著者紹介】
ジャーナリスト

内容説明

「習近平のやり方では、世界から見放され中国が孤立してしまう」と危惧する共産党上層部。「私は戦争が始まったら軍を除隊しようと思っている。多くの人がそう考えている」と打ち明ける軍の中間管理職。「日本人の凄い潜在力の源は、忠誠心や愛国心」と考える香港人。そのほか、外資系ビジネスマン、黒子(無戸籍の人々)、マフィア、さらに農民、周辺民族に至るまで、あらゆる階層の中国人が著者に本音を語った。彼らの多くは中国共産党に強い不満を持ち、日本への羨望を口にする者も少なくない。大国の実像を知り、今後の行方を占うために、彼らの生の声にぜひ触れてもらいたい。

目次

第1章 知っておきたい現代中国の身分制
第2章 中国共産党上層階級による習近平批判
第3章 企業家と都市生活者の本音
第4章 日本を哀れむ農民、反日デモを利用する黒社会
第5章 怒れる「自治区」の住民たち
第6章 なぜ日本には反日中国人しか伝わらないのか

著者等紹介

宇田川敬介[ウダガワケイスケ]
1969年東京都生まれ。94年中央大学法学部卒業、マイカルに入社。法務部にて企業交渉を担当。その後98年に初の海外店舗「マイカル大連」出店。共産党上層部から店の従業員や取引業者まで、あらゆる階層の中国人と懇意になる。マイカル破綻後に国会新聞社に入社、編集次長を務めた。退職後ジャーナリスト・作家として独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shincha

13
現在の香港での様子を報道で見ると、本書にある内モンゴル、ウィグル、チベットで共産党がやっていることが現実味を帯びてくる。ボクには個人的な中国人の友達もいるし、仕事の関係で仲良くなった中国人もいる。彼らは一元的ではない。色々な意見を持っている。ただ、それを大きい声で言うことが出来ない。これは、明らかに間違っている。実力のある人は、それで評価される国を目指し、普通の人は、日本のように譲り合って他人のことを考えながら、勤勉に働く日本を目指す。本書の最後の方は、少し方向が変わってきた感があるが、良書であると思う。2019/11/16

Kentaro

1
1国2制度の名のもとに自治区での人権侵害、少数民族への虐待、弾圧、香港澳門での自由選挙抑制などの国内事情を抱え、さらに一人っ子製作の弊害である無国籍児(黒子)の大問題=一説に一億人いるかもしれない何の社会保障も受けられず、交通事故にあっても道端に投げ捨てられるといった信じられない事象もあるようです。しかしこれらのネガティブ情報は日本で報道されません。2016/10/16

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