PHP新書<br> セッター思考―人と人をつなぐ技術を磨く

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PHP新書
セッター思考―人と人をつなぐ技術を磨く

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569825342
  • NDC分類 783.2
  • Cコード C0234

出版社内容情報

黒子でありながらゲームをコントロールする司令塔――。チームをまとめ成果を出す、ビジネスにも役立つ「セッター思考」の要諦とは?

【著者紹介】
元・全日本バレーボール代表キャプテン

内容説明

オリンピックに3大会連続で出場し、2012年のロンドン五輪では銅メダルを獲得した元・全日本女子バレーボール代表キャプテンの竹下佳江氏が語る、仕事と人生の成功法則。13年の現役引退後、ゲームの解説や子供たちの指導など、バレーの魅力を選手時代とは異なる形で伝える仕事に取り組むなか、周りを支える喜びを自分の喜びに変える「セッター思考」の重要性に改めて気づいた。全員がアタッカー型やリベロ型では、チームは決してうまくいかない。いまの時代、セッター思考こそ一人ひとりを輝かせ、チームを、組織を、そして日本を元気にする可能性を秘めているのだ。

目次

第1章 女性チームは「セッター思考」で輝く
第2章 いかにして「セッター思考」を身につけたか
第3章 セッター型リーダーに求められる条件
第4章 「セッター思考」の鍛え方
第5章 「セッター思考」を磨く七つの習慣
第6章 後悔しない人生を送るために

著者等紹介

竹下佳江[タケシタヨシエ]
元・全日本女子バレーボール代表キャプテン。1978年、福岡県生まれ。96年、不知火女子高等学校を卒業後、Vリーグ「NECレッドロケッツ」に入団。2000年、シドニー五輪出場を逃し一線を退くも、02年に「JTマーヴェラス」に入団し、全日本代表にも復帰。04年、女子選手で初めてプロ宣言をし、アテネ五輪で5位入賞。05年よりキャプテンを務める。10年の世界選手権では、32年ぶりのメダル獲得(銅)に貢献。11年、Vプレミアリーグと黒鷲旗の2冠を達成。同年のワールドカップでは、ベストセッター賞と個人賞に輝く。オリンピック3大会連続出場となった12年のロンドン五輪では、悲願のメダル(銅)を獲得する。13年7月、現役を引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

metoo

59
セッターの考え方を、そのまま会社でも通じる的なビジネス書として纏める頁が勿体無い。著者のクールで熱いバレー人生を詳細に語ってくれれば読者は各自各様に汲み取り吸収する。中高バレー部だった私は彼女のトス回しに、魅せられていた。彼女の、ストレートにアタックを打て!と思い込めたトスをクロスに打った時には、テレビを消すことも度々。挫折、引退、復活などを経て掴んだ3度目のオリンピック、ロンドンの銅メダル。指を骨折していた後日談には驚愕した。これからは後進の指導だけでなく、是非とも、代表チームの監督になって欲しい2016/12/10

ばりぼー

50
先頭に立ってグイグイ引っ張るアタッカー型リーダーとは異なる、レシーバーとアタッカーを繋ぎ、スタッフと選手を繋ぐ「接着剤」としてのセッター型リーダーの心得集。シドニー五輪出場を逃し戦犯扱いされた辛い過去や、悲願のメダル獲得を成し遂げたロンドン五輪の内幕などについて、司令塔であった竹下選手自身の言葉で語られる第2章が最大の読みどころ。覚悟の足りない選手はもっと遠慮なくズバッと斬ってくれてもいいくらいですけど(笑)。無理にビジネス啓発書にする必要はなかったように思いますが、恐らく本人の意向ではないでしょうね。2015/10/12

panashe

26
世界最強最小セッター竹下佳江さん。竹下が言う通りホント「女はめんどくさい」だからこそセッター思考は必要なんでしょう。個人的には、バレーの話だけで十分面白かった。ビジネス書の必要もないと思うけど、まぁその辺り大人の事情なのかな? しかし、五輪銅メダル直後の出版じゃなくて、"今"ってのも竹下らしい(笑)2015/11/04

morinokazedayori

23
★★★★★元オリンピック選手の著者が説く、リーダーシップ論。ぐいぐいひっぱるアタッカー型のリーダーと違って、セッター型のリーダーは周囲とのコミュニケーションを大事にし、みんなの長所を見つけていかしていくという。一度挫折の経験があるからこそ培われた本当の強さ、繊細さ、粘り強さを兼ね備えた著者は、理想的なリーダーだったのだろうな。バレーボールの一戦一戦のドラマの部分も、もっと読んでみたいと思った。2015/10/10

kawa

17
「役は人を創る」その言葉のお手本のような内容。竹下さんの人(自他ともに)に対する観察力と対応力は素直に凄いと思う。読みやすい本なのだが深い。2016/02/03

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